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キレイな菓子は焼きたくない。

キレイな菓子を焼きたい訳じゃない。

美しい。と感じる菓子を焼いて
届けたい。

美しいというのはキレイで言う所の
均一、なものではなく。

一つ一つ

その日、その日

その時、その時にしか

出せない色。

単一の色。

単一の言葉。

では言い合わされない。

けれど
心をぐっと
鷲掴みにするような
オウトツ、凹凸。の狭間にある
美しさ。

そんな味わい。

そんなはっとする感動を届けたい。

菓子にのせて。

濃い味、って意味じゃないんだ。

もっと、

深く感覚に

突き刺さる、
人生を問うような、そんな菓子。


食べもの。

素材。

人生。

芸術。

そして

菓子も。

そんな
単一、単色ではないと思うんや。

社会は
単一な味
単色なまとまり

一見優しくみえる
強烈すぎるまとまり
均一すぎる組織
均一すぎる教育
均一すぎる生き方 が

多様性と言葉では出しながら
形取られるのは
そんなものばかりで。

それに引っ張られる社会の仕組み

その道を外せばお先はまっくらな
そんな幻想。

均一ってそんなにいい?

私は私の

この
キレイではない
均一でもない
けれど
心を打つような

変化しながら

その時、その一瞬の

美しい菓子を焼き届けたい。

変化が激しい世の中といわれながら
変化しない人やものがあるのは不思議で。

軸は同じでも

脳は形を変え
考えは成長し

行動は変わる。

そりゃ生み出す菓子も
同じ名前のものでも表情は変わるのです。

それを焼き届けることが
そのスタイルで店を変化し続けることが。

それが
食べ手にとって
人生の価値を問い
明日を掴みにいく糧になるような
菓子だと信じて。

こんな想いから
他の店とは違う
販売スタイル
菓子の表情
値段、

です。

自分に問う為に
菓子に価値を見出し

店をやる。

社会に問う為に。
飲食業に問う為に。

消費者に問う為に。

菓子に価値を見出し
店をやる。


1年経っても変わらない思い。

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