見出し画像

ゾンビがお好き? 結構。ではますます好きになりますよ。

さあさどうぞ、ゾンビゲーの定番です。

世には数多のゾンビゲーがあれど、いつもゾンビはやられ役だ。
群れで押し寄よせたり、ダッシュで追いかけた来たり、超変化モンスターになったり――さまざまな工夫を凝らしてみても、最終的には鉛玉や爆弾をしこたまぶち込まれて倒される。
千切れて弾けて吹っ飛んで、それがゾンビの運命さだめなのだ。

さて、『 7 DAYS TO DIE (以下7DAYS)』というゲームがある。
知る人ぞ知る――というにはあまりにもメジャーすぎるゾンビゲーだ。

7DAYSは「サバイバル+クラフト+ゾンビ」という非常にわかりやすいゲームだ。
プレイヤーは裸一貫の状態でワールドに放り出される。石を拾い、木を切り倒し、都市を探索し、地面を掘り、時には依頼をこなしたりしつつ、活動拠点を整備し、7日ごとに発生するゾンビの大量襲撃イベントに耐えるのがひとまずの目標だ。

もう10年も続いてるゾンビ界の老舗

7DAYSというゲームの魅力とは、思うにその自由度にある。
サバイバルゲーといえばお決まりのクラフト要素だが、その自由度がとても高いのだ
地形や建物はすべて破壊可能なブロックで構築されており、そこにあるほとんどのオブジェクトも解体することで素材が獲得できる。
ビルをまるごと解体し、山脈をぶち抜くトンネルを掘り、城のような家を建てることもできれば地下の穴蔵をアジトにもできる。なんとなれば、街をまるごと破壊し尽くすことも可能だ。
要するに、ゾンビ系FPSとマインクラフトをがっちゃんこしたゲームである。

ワールドには街が点在し、もちろん全部が壊せる。

だがしかし、いきなり破壊神になろうとしてもそう簡単にはいかない。
これはサバイバルゲーなのだ。

新しくゲームを始めると、文字通り素っ裸の状態からのスタートになる。

最初のうちは木や石の道具しか作れないし、拠点も無ければ飢えや渇きをしのぐための飲食物も無い。

そこらへんをのろのろほっつき歩いてるゾンビを倒すのにも手間取る始末で、ヤツらが凶暴化する夜はじっと身を潜めてやり過ごすしか無い

――そう、ゾンビなのである。

7日ごとに襲いかかってくるゾンビの集団を凌ぐために、序盤はとにかく拠点の構築と武器の製造を急がなければならない。
しかし装備が整わないうちは複数体のゾンビを相手するのは結構リスクがあり、探索中にうっかり囲まれてそのままお陀仏ということになりがちだ。

そんな感じで、最初の14日間くらいはサバイバルらしい緊張感が味わえる。ゾンビも単体よりは数が脅威になるあたり、オールドスクールなゾンビ体験を楽しめる。

俺が第三次世界大戦だ。

ゲームに慣れないうちは7日目の襲撃もしのげない事があるだろう。
しかし拠点の運営が上手く回り、7日……14日……21日と襲撃を退けられるころになると、手持ちの物資にも余裕が出てくる。
プレイヤーキャラのレベルも上がり、経験値ポイントを使ってスキルをわり振ったりすればクラフトや探索の幅が一気に広がっていく。
そんな好循環のターンに入ると、後はどんどん強くなるばかりである。

生き延びた日数を重ねてキャラクターのレベルが上がっていくと、もちろんゾンビも強くなっていく
昼間なのに全力疾走だったり、強化ゾンビになったり、基礎能力の高いゾンビが頻繁に出没するようになるのだが――

それがどうした。俺は筋肉モリモリマッチョマンの変態だぞ。

50日を超える頃になると、ゲームの様相もガラッと変わる。
そこにいるのは鋼鉄のアーマーで身を固め、全力疾走しながら機関銃を腰だめでぶっ放し、必殺の拳で腐った頭を吹き飛ばす最強サバイバーである。
ゾンビがいくら走ろうが光ろうが毒を吐こうが、物の数ではない。
ゾンビが大量に押し寄せてくる高難易度のクエストに突撃しては大暴れを繰り返すゾンビ無双が始まるのだ。

この段階に入るとサバイバル要素はどんどん背景に霞んでいき、どうやってゾンビ共を蹴散らしていくかというターンに入る。
拠点のギミックを工夫したり、スキルを振り直して殴りに特化してみたり、隠密行動を極めてアサシンごっこをしてみたり、遊び方は自由自在だ。

鼻歌交じりでクエストに向かう。


ゾンビゲー万歳

事程左様に、色んな遊び方ができるのが7DAYSというゲームの魅力である。

着の身着のままでサバイバルに徹するも良し。
大規模な作業場を構築し使い切れないほどの物資を生産するも良し。
心ゆくまでブロックをいじくって理想のマイホームを建築するも良し。
PvPサーバーに参加して抗争を繰り広げたり、あえてピースフルな生活を目指してみるのも良い。(無論、ルールはちゃんと守ってどうぞ)

7DAYS TO DIEで理想のゾンビライフを満喫しよう。


――以上、7DAYS楽しいぜ~~という日記でした。
ソンビシューティングや建築が好きだという人にオススメの一本です。

気づいたらもう500時間以上プレイしてる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?