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人の変化と星の運歩

 目指せスーパースター。蕎麦宗です。

 人事の仕事をしている友人との会話の中で、人との縁の話になった。

『どこでどう重なっていくのか、離れていくのか、一瞬先もわからない』

と気づくとそんなことを考えているらしい。

   確かに出会いがあれば別れも必ずある。でもそれがどうしてそうなるのかと問われたら答えに窮する。その話題の中で僕はこう応えた。

『出会い、つまり重なる瞬間は予想できないけれど、離れて行く時はなんとなくわかるな。付き合いが続く人っていうのは、相手の変化を受け入れる人な気がする』

 以前、【星を掴む時】という記事でドリームキラーに関して書いた。人は変わりゆくもの。互いに変化・進化した際に、それを受け入れられずに変わらないようにする人、つまりドリームキラーはやがて離れて行く運命にある。
 友人は続ける。

『こっちの話に聞く耳持たないならもういい!ってなることないの?』

 僕はあまりそういうことがない。その人それぞれにペースがあると思っているからだ。ただ、自分が関わるタイミングなのではないのだろうな、と自然と距離を置く。『それはさ』と言葉を重ねた。

『変わりゆくもの、移りゆくものの早さ、つまり時間軸をどう捉えるかだと思うんだ』。

 オリオン座は10年前と何にも変わらずに見えている。それは星の歩みが何万年何億年という時間軸の中にあるからそう見えているだけで、ビデオみたいに早回ししたら全く異なっているはず。例えば、ベテルギウスは超新星爆発していて今はもうないという説もあるらしい。何年後かには消滅してその光は地球からも見えなくなる。

 そんな星の運歩はあまりにスケールが大きすぎて想像し難いかも知れない。が、人の歩みにも人には人のそれぞれのペースがあるはずだ。ゆっくりだったり足踏みしたり。
 人生という道程を共に歩んでゆくうえで、その歩み方が異なってきた時、身近な人だとついついそれをとがめてしまいがちだけど、相手にとってはそのタイミングではないだけかもしれない。それを理解すれば憤りも少しは減るのではないだろうか。
 そして、場合によっては距離を置かざるを得ないとしても、重なり合う時期が終わりを告げているのだと、どこかで悟ったように受け入れるしかない気がしている。

 それは自分(あなた自身)が変化や進化を受け止め、成長しているあかしでもある。

 だからこそ、ガンバラナシませう。

#彼とのすれ違い #ドリームキラー #成長とは オリオン座を見て思う#人間関係に疲れた



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