見出し画像

"テレビショッピングの裏側に潜む心理戦"【もはやエンタメとして面白い】

テレビショッピングを見ていた時の話

「訳あり高級うなぎの長焼き(3~4尾)」
「うな丼にするとなんと11杯分!」
「それがこのお値段!」と謳っていた
その丼の1杯あたりのうなぎ50g(笑)
無理矢理どんぶりを11杯も作って
「どんぶり11杯も作れる量のうなぎが
この値段なんてお得でしょ?」
と誇張している感がものすごい

そもそも高級うなぎを買おうとする人は
うなぎをちまちま切り分けて
無理矢理どんぶりになどしない
長焼き1本をドーンッ!と乗せて
豪華うな重を作り贅沢に堪能したいはず
そんな人に「ちんまりうな丼11杯!」
という宣伝文句がささる訳が無い
ということはどういうことか?

テレビショッピングのターゲット
メインは貧乏人なのだ
「高級うなぎが食べたいけど高くて買えない」
そんな人に訳ありなら安く買えますよと進める
味が一緒ならもちろん安く買えた方が良い
だが貧乏人は安く買えたからといって
高級うなぎを贅沢に丸々食べる事に
少なからず抵抗を感じる

そこでちまちまどんぶりを作れば
「11杯も楽しめますよ!」と謳う
すると貧乏マインドは
「それなら買おう!」となる
良くも悪くも純粋なのだ

テレビショッピングはよく出来ている
この仕組みに気づいて見ていると
こう言ったテクニックが
そこかしこに取り入れられている

最近は芸人やマルチタレントだけでなく
昔は"正統派"だったであろう俳優女優が
ちらほらとそれを演じている
やはりエンタメとしてとても面白い

もうテレビショッピングを
こんな見方でしか見ることができない
私は心が汚いのかもしれない

そんな心の濁った私のnoteを
最後まで見てくれてどうもありがとう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?