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欧州の頂点に立つのはシティか、チェルシーか、ワクワクが止まらないプレビュー

明日の早朝4時から開催される20/21シーズンUEFA チャンピオンズリーグ決勝戦 マンチェスター・シティvsチェルシー。
今シーズンの欧州の頂点を決める試合。
ワクワクが止まらないです。

シーズン序盤こそつまずいたものの、シーズンが進むにつれて磐石の強さを見せ続け、プレミアも取ったシティはCL制覇に相当のモチベーションがあるように感じます。

昨シーズンは1発勝負のベスト8で伏兵リヨンに不覚を取られ、18/19シーズンもベスト8でトッテナムとの激闘を最後の最後で制したかと思いきやVARによるゴール取り消しで涙をのみ、17/18シーズンもまたしてもリヴァプールに打ちのめされたシティ。
その前の16/17シーズンでもベスト16でムバッペ、ファルカオ、ベルナルドなどを擁していたかつてのモナコの快進撃の前に敗れてしまった。

今シーズンを含めたペップ政権下での過去5シーズンでプレミアは2度制しているもののベスト8の壁を破れたのはなんと今シーズンのみ。
劇的な展開での敗戦も多かっただけにペップシティはCL制覇に対して相当な執念を持っているはず。

加えてクラブレジェンドであるアグエロの最後のシーズンである今シーズン、気合いが入っていないわけがない。

クラブ史上初の悲願のチャンピオンズリーグ制覇を果たせるか。


一方チェルシーは最後にCLを取ったのは11/12シーズン。
9シーズン前の決勝戦ではバイエルン相手にドログバの劇的ヘッドで追いつき、PK戦の末にクラブ初のCL制覇を果たした。

9シーズンぶりのCL決勝戦、鍵を握るのはやはり1月に監督に就任し、チームを一気に軌道に乗せたトゥヘルか。
トゥヘルは個人的には2年連続でのCL決勝進出である。昨シーズンPSGの監督として決勝戦に進んだがバイエルンに力でねじ伏せられた。

それから1年、もう一度決勝の舞台に立つトゥヘル。
若い選手をうまく使いながら、守備を整備し、シティに対しても強さを見せているトゥヘルチェルシー。


稀代の戦術家同士の激闘は必ず世界トップレベルのエンターテイメントを見せてくれるはず。

ペップシティが唯一手に入れていないビッグタイトルを手に入れ、クラブの歴史にCL初制覇の偉業を刻むのか、それとも2年連続決勝進出を決めたトゥヘルの元でベテランと若手の融合を見事に成功させたチェルシーが9シーズンぶり、2度目のCL制覇を成し遂げるのか。
目が離せません。楽しみましょう。

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