Japan vs South Africaレビュー
■前半
〇キーフェーズ
スクラムは南アフリカ圧倒的有利
10~20分 PRムタワリラのシンビン(7対8のスクラムでも押せない?)
この10分間で3点返せたのはよかった。
日本11番福岡選手と南ア14番コルビ選手のマッチアップはとても面白い。
23分LO サインプレー(南ア13番アム選手に阻まれる)
25分スクラム 福岡SHの位置
28分時点で ポゼッション81:19
オフロード回数 11:0
34分自陣でのLOをスティールされピンチ
41分南アのラインアウトモールからの攻撃(結果ペナルティ、ダブルモーション)
3-5で折り返す。
〇印象
・なにより、南アのスクラム、ラインアウトが予想以上に強い。
・コンタクトレベルに明らかな差が見受けられるシーンが多数。
・善戦できている理由は日本のポゼッションの高さ。インプレー時間の長さ。
・セットプレーをできるかぎり少なくしていること。
・南ア9番デクラークのDFの嗅覚が鋭すぎる。
■後半
〇キーフェーズ
43分南アPG 3-8
47分 中島イシレリ選手 松田力也選手 交代
48分南アスクラムペナルティ獲得からPG 3-11
51分 アマナキ・レレイ・マフィ選手 交代
56分南アスクラムペナルティ獲得からPG狙うもミス。
59分 レメキ・ロマノ・ラヴァ選手 交代
本当に敵陣に行きたい、、、、、、、、
63分日本のハイタックル 南アPG 3-14
65分南ア ラインアウトモールを40m以上押し、最後は9番デクラークがトライ。 3-21
69分南アが日本のラインアウトをスティールし、BK展開してトライ11番WTBマピンピトライ。 3-26
71分 田中史朗 交代
75分 日本のゲートオフサイド
〇印象
・松島選手のハイボールキャッチの精度の高さは大会随一
・キックカウンターから攻めずにキックで返している。→ポゼッションが高まらない。→陣地回復につながなず、ずっと自陣でプレーしている。
・ラインアウトでもプレッシャーをかなり受けている感覚。
■感想
試合前にメンバー表を見て感じた、南アフリカがFW戦に持ち込みたいがために、リザーブのFWの人数を通常5人のところを6人にしていたことがはまった試合となった感触。
反則は日本も最低限だったように感じるが、後半してしまった反則というものがすべて得点につなげることができた南アフリカはさすがの一言。
反則数に大きな違いはないが、反則を犯すエリアが勝敗の分け目となった。
日本のBK3のキック処理はとてもよかった。
問題はそのあとの攻撃の仕方。
個人的にはハイパントの精度ではなく、そのオプションの判断ミスが目立ったように見えました。
前半同様もう少し、アタックをしてフェーズを重ねるのもありだったのかなという感想です。
最後に本当にこの5試合を戦いきった日本代表は本当に素晴らしいと思います。
この試合を見て批判する人はもちろんいないと思うし、この大会のおかげでラグビーを知った人、ラグビーを好きになった人が増えたことがこの結果とともに日本ラグビー界における財産だと思います。
日本代表の今大会でのプレーはもう見ることができませんが、残り2試合、死闘が繰り広げられますがとても楽しみです。
いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。