2023年、日本ラグビー界が大きく変貌する!? 選手が創るコミュニティへの道
1.ラグビー界は過去3年間の新型コロナ感染症の影響で大きく変化した
日本ラグビー界は、過去3年間で大きな変革を迎えています。
その背景には世界的にパンデミックとなった感染症の影響が考えられます。
日本ラグビー界では、ほぼすべての試合が中止され、練習等の活動も制限、ほとんどの地域では全く練習ができないという中日々を過ごしていました。
2020年を思い返せば、どこに行くにも何をするにも周囲を気にして常にマスクをし、少し体調が変化すれば「コロナ?」と気にしなければいけない世の中でした。
テレビでは連日「感染者〇〇人」とニュースが止みませんでした。
そんな中、好都合にも2020年に現役選手がSNSを用いた発信を始め、それに反応する学生やファン層が合わせれ出しました。
このような動きに伴い、アナリストやコーチなどラグビーに携わる様々な職業の方も、自分自身の知見をSNSを用いて発信するようになっていきます。
2021年にはこの動きがさらに活発化し、パンデミックの影響で、多くの人が家に閉じこもるようになったことによって、インターネットを通じてコミュニケーションをとることが増えました。
このことから、ラグビーに関連するコミュニティがオンライン上でやり取りをする機会が発生し、多くの人がラグビーをオンラインで活動するようになりました。
時にはzoomを繋いで家でできる合同トレーニングを行ったりと、ラグビー選手には欠かせない資本である体を鍛える側面もありましたが、何より家にいてもできる「頭のトレーニング」というところに注力された方も非常に多いと思います。
それにより、オンライン講義などが急速に発達し、現役選手がこれまでとは違った活動場所を見つけ、革新的に活動する光景が見られました。
実際、各チームからオンラインでの講義の依頼や、セミナーへの出演の機会を多くいただき期間となりました。
2. 規制緩和に伴う活動や飛躍への期待
2022年後期からパンデミックの影響も緩和されつつある現状を考慮して、オフラインにて対面での指導やアドバイスなどの動きも加速しました。
また、その他の背景としてJapan Rugby Top LeagueからJapan Rugby League Oneに変わったこともあり、各チームのファンクラブがより色濃くラグビー界に”コミュニティ”という概念を作り出しました。
それによりまずはファンというカテゴリにとっての『居場所』をオンライン上で作ることに成功しました。
このオンラインコミュニティがある種継続して現在まで続くことができているのは、SNSの発達も関係しています。
チーム側が用意した箱にも関わらず、その箱を抜けて個人でも繋がることのできるSNS上での繋がりができたのです。
1つ例を挙げるとすれば、会場にいればSNSで繋がっているファンがいる。会場に行けば同じチームを応援しているファン同士で会うことができる。
この関係性がとても良かったのです。
同じビジョンを掲げる人間同士のマッチングサービスみたいな感覚であれば、とてもうまく行くような感じはすると思います!
これらの要因が功を奏して、各方面でのオンラインコミュニティに影響を及ぼし、結果的に多角的なラグビーの話題を作っていると言えます。
あくまでこれはリーグワンチームが運営するファン向けのコミュニティの話をしましたが、それだけでなく選手自身が運営するファンコミュニティ、指導者が運営する指導者コミュニティなども次々に出現してきました。
また、パンデミックの規制緩和に伴い、まずは練習が再開し、次々と再開される大会がありました。
無観客で行われていた試合も、有観客に戻ってきたりしています。
今では、「マスクを外す日はいつ来るのか?」とニュースになります。
そんな中次のステップとしては、オンラインだったものがよりオフラインになるのか!?と思うのが当然です。
2023年になり、この動きはどのように変わっていくのでしょうか。。。
3. 2023年度の未来の変貌とは
まず、2023年度に注目を集めるのではと考えているのは「選手が創設するコミュニティ」です!
そのコミュニティがどのように活性化し、ラグビー界をどう変えるのかも期待値が高いと言えます。
この選手が創設するコミュニティは各方面に向くのではと思います。
選手が選手を指導するタイプの中にも、学年やポジション、レベル感を分たような形になるものもあれば、異種競技やその他カテゴリーとマッチする形式も考えられます。
コミュニティのあり方は無限ですし、唯一無二のものでもありますのでそのあり方に関してはとても興味深いものだと思います。
オンラインコミュニティを利用することにより、ラグビーに関心を持っている人々は、自分のスキルを向上させたり、他の人のスキルを学んだりすることができます。
また、選手や職業関係者とのコミュニケーションも可能となり、ラグビーに関連する最新情報も確実に入手できます。
このような状況から、2023年には、ラグビー界のオンラインコミュニティがさらに活発化することが予想されます。
その中で選手が先導を切って創設、運営するコミュニティを期待しています。
多くの人がラグビーに関心を持つことで、新しいトピックが生まれ、議論が盛況になることが期待しています。また、このような状況から、ラグビーに関連する業界も活性化することが期待されます。
2023年度はワールドカップイヤーですので、各チームや企業、個人といったあらゆる場面で、チャンスと動き出す可能性が考えられます。
これはラグビー界全体のアクセシビリティの向上に寄与すると同時に、支援することができる人たちにとっても利益があることだと言えます。
業界発展のきっかけを担う可能性があると解釈できれば非常に有意義であり、価値の高いものになります。
オンラインのラグビーコミュニティが発展することのメリットしては、より多くのトピックや話題が議論されることが期待される点にあります。
例えば、ラグビーに関する新しいトレーニング方法や戦術などが提唱されるかもしれません。
SNSでの発信も含めれば、選手だけでなくラグビーを取り巻く人の声を現場に反映しやすくなるため、選手の向上だけでなくラグビー界の国内の環境整備にも寄与する可能性を秘めています。
過去運営がされてきたコミュニティに加えて、次なるオンラインコミュニティによって、ラグビー界は今後もますます発展することが期待されます。
今後、このような発展がどのようにラグビー界に影響を与えるのか、注目が集まると思います!!
4.期待が膨らむ中での岸岡の活動に迫る
先月このようなツイートをしました。
すでに上記の内容を頭のイメージしており、言葉にしたのは先月ですが昨年からこの兆候に対して動き出していました!
過去を振り返ると、2020年にはnote記事で「僕流オンラインセミナー」を公開した当時のようにオンラインでの発信が徐々に広がり、オンラインツールを駆使した活動が広がってきました。
そこでは選手の中でも最先端でオンラインでの発信を行なっていたと思います。
そこから2021年に岸岡智樹のラグビー教室ということで、オンラインだけでは届けられないものを現役選手自らが足を運ぶことで、ラグビー界の地域格差の是正に貢献するという活動を始めました。
これは上記内容には矛盾するようなオフラインでの活動ですが、オンラインが世の中で一般的になりパンデミックの終息後オフラインイベントが普及されることを先取りした活動設計でもありました。
その活動が昨年も継続し、2023年もさらに強化して全国各地に足を運びます。
その裏側で、今回のテーマでもある「コミュニティ」にも力を入れていきます。
『選手が創設するオンラインコミュニティ』ということです!!
具体的には来月までにはSNSに発信されると思いますが、2023年度4月からオンラインでも現役選手向けのコミュニティを開始します。
岸岡智樹のラグビー教室ではオフラインの場で、現役選手から直接ラグビーのスキルや考え方、取り組む姿勢を学ぶことができますが、それは多くても年間1~2回程度しかありません。
全く「0」ということよりは良い活動だと自負していますが、過去2年間で感じたことは、それでは足りないということです。
実際自分自身の現役選手としてのメイン活動を圧迫してはいけないので、できる範囲で全国に足を運びますが、それ以外の部分をオンラインで置換することはできると感じました。
実際に小学生から大学生までオンラインでの授業スタイルには大人よりも適応しているケースも往々にあり、オンラインにて情報をキャッチするということは現実として起きています。
このことをうまく活かし、岸岡だけでない現役選手と小学生~大学生のラガーマン、ラガールをオンライン上で交流のできるコミュニティを作ります。
タイミングとしては新学年、新学期になる4月から開始しますので、SNSでの発信を楽しみにしていてください!!
いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。