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自伝14
割引あり
4年後俺のターンが回ってきました。
行先は
フランス
コウヘイとのヒエラルキーは叔母の気まぐれなので、俺は素直にテンション上がりました。フランスなんて一生に一回も行けるかどうか分からない所ですからね。
初日。叔母はこう言いました。
今日はとりあえずパリに連れてってあげるから、明日からは自由行動ね!
2日目。。やっとババァから解放された俺はとりあえず1人でパリに行ってみました。しかし俺はヒョロヒョロの坊主頭のジャポネーゼ。道行くパリジャンが怖すぎました。
そして、俺は中学生レベルの英語しか喋れません。
切符買うのも、昼飯食うのも一苦労です。
レストランなんて怖すぎて入れません。露店で売ってるバカでかいサンドイッチしか買えません。
半分にして下さいっていう高度な英語は俺には出来ませんからね。
ぷ。ぷりーず。
しか言えませんから。
ひたすらパリをさまよって、2日目終了。
3日目。。。
心折れたまま。また、パリに行きました。パリ以外逆に怖くてもうチャレンジできません。
もはや逆の意味の
パリピです。
一日中サンドイッチ持って公園に座って絶望してました。
日本に帰りたい。。。
更に、うっかりして帰り道迷ってしまい。
えくすきゅーずみー!えくすきゅーずみー!
下手くそすぎる英語じゃ誰も足を止めてくれません。唯一助けてくれたのがフランス人のおばあちゃんでした。
しかし、そのおばあちゃん。
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