パパ活を違う角度から捉え直してみる

かなり久々の投稿となってしまいました。久々に文字に起こしておきたいと思ったので、長文にはなってしまいますが、興味があられる方に読んでいただければと思います。稚拙な文章お許しください。。。


今日はあるお客さまとお電話させていただく機会がありました。
お客さまは親くらいのお年の方で、50代のビジネスマンの方でした。

元々の目的は、緊急事態宣言の影響で延期になってしまった案件についてお詫びをするためでした。


しかし、その話は早々に、現在のご自宅での過ごし方やコロナに関連して報道されていることの真偽、お仕事の話、私の関わるサービスの今後の展望、おすすめの音声メディアなど多方面に渡ってお話を伺うことができた。

数分の予定が遥かにオーバー。気づくと数時間経っていました。
社会人としては、人の時間を奪っているのだからアウトだとは思いつつ、お客様が次第に饒舌度合いが増してきて、不思議と嫌そうや雰囲気を感じませんでした。
ちなみに今日は休みだったので時間の意識が特に鈍くなりがちでした。


なぜこれほどまでに心地良く会話ができたのかを自分なりに分析してみました。

1.家族でも友人でも会社の同僚、先輩でもない微妙な距離感。
2.解釈を交えながら、一方的に聞くだけにならないようにしたこと。
3.相手への肯定や尊敬を適宜言語化して感動をお伝えしたこと。
4.一つの事象について、異なる知見から考えを共有できていたこと。


1.家族でも友人でも会社の同僚、先輩でもない微妙な距離感。

今私はテレワーク。お客さまもテレワークだそう。
仕事では、業務に関してオンラインで会議などをすることはあっても、私生活ではあまり深い仲でない限りオンライン飲み会など気乗りしないタイプです。最近では、友だちとのLINEすら返すのが面倒になってきました。仕事がなかったから喋り方忘れるんじゃないかというくらい独り言しか言わずに1日が終わります。そんな中で、あまり私のことを知っているわけでもないお客さまとの会話。表面的に終えることもできるかもしれません。しかし、その微妙な距離感がざっくばらんに自分の気づきをシェアしたり、相手のお仕事の小話などを伺ったりしやすかったかもしれません。会社の中の人だと言いづらいこと、また友人だとプライドなどが邪魔して言えないことなどもあるかと思います。私はこの方と話す中でそのことに気づけました。


2.解釈を交えながら、一方的に聞くだけにならないようにしたこと。

私は相当心を許した友人や家族でない限り自分の話を盛んにするタイプではありません。自分の話は面白くないと思っているので。その代わりに、傾聴が得意です。お客さまのお話の要点を捉えて、「〇〇ってことですね!確かにそうですよね。この前テレビで〜というのを見て、〇〇に通ずる部分があるなぁと思いました。」などと解釈から次へと展開させていっていました。解釈はしっかり話を聴いていないと相手の言いたいこととズレたり、確かに〜など一言で聞いてないのがバレバレな返ししかできなくなってしまいますよね。相手の話に興味を持てないと難しい部分もありますが…


3.相手への肯定や尊敬を適宜言語化して感動をお伝えしたこと。

私は人の長所を見つけるのが得意で、就活のときは他己分析屋さんみたいになっていたときもありました。見つかったときに黙っていられないので、すぐに言葉にしています。上から目線になってしまわないように注意は必要ですが…
どうやって見つけられているのか自分で分析できていないのが欠点です。
今回の場合は、お客さまがご自身で何事にも興味をもって調べて、自分の学びに変えているところがこれまでのお話から節々に伺えました。コロナの話であれ、カラダ作りの話であれ全て研究されています。おいくつになってもそれを続けていらっしゃることが、この方の活気の源になっているのだなと思い、学びを怠ってしまっていたことを反省しています。


4.一つの事象について、異なる知見から考えを共有できていたこと。

親ほど世代が違うと普段見ているものがかなり変わってきます。お客さまはビジネス書やポッドキャスト、同世代の友人からの情報が多く、私はYou TubeやSNS、テレビの情報がメインです。同じアフターコロナの話をしていても、互いに違う知見から考えを述べるので、思いもよらない見方を知ることができ、考え方の視野が広がりました。仕事でもいつも自分の業界のことばかり見ていると、客観的な一般のお客さんの視点で見れなくなってしまうことがあります。そんな中で、社外の方が持つ知見からお話を伺う機会は貴重で、これからも大切にしたいと思いました。


パパ活のニーズを捉え直してみる

そこからなぜパパ活に話が派生しているか…
今回このお客さまとお話をさせていただく中で、最近よく話題に上がっているパパ活をする人たちのニーズを捉え直すことができるかもしれないと思いました。


やったことがないので仕組みの詳細はわからないのですが、パパ活とは、比較的お金に余裕があるおじさんと若い女性がごはんを食べる。女性はそのおじさんのおごりでタダでごはんを食べられるとのこと。しかし、そんな美味しい話があるはずがないと疑いの目を持たれている現状があるようです。


今回お客さまと話をする中で、単純に普段接することのない世代、自分と異なる業界のお仕事をされている方とお話をする機会は若い女性に限らずいかなる世代、性別の方にも意義があることだと感じました。
コーチングスキルを売る方や人の悩み相談に乗ってその対価をいただく方など個のスキルで副業をされる方も当たり前になってきています。自分の持つ経験や知見を若い世代に伝えてくださる、そして若い世代は自分たちから見える時点を伝え、互いに見聞を広げる。そのような視野のシェアとして、パパ活が「食事をおごる↔タダ飯が食べられる」という形から発展し、よりWin-Winになるといいなと思います。
※パパ活を肯定しているわけではありません。


私は今回お客さまから、自分が見聞きしたことや目にしたことを抽象化するくせをつけることや学び続けること、私生活でも効率化を考えながら生活することなど多くのことを教えていただきました。逆に私は、お客さまが会話の中で人を気持ちよくさせる術をお持ちでお話がお上手であることを言語化してお伝えさせていただきました。それをスキルとして副業されてもいいのではと思ったほどです。自分では気づけなかった長所だったので、嬉しいとおっしゃっていただけました。また、同僚も交えてお話伺いたいなと思っています。

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