Shinsuke Oyama

Spir(スピア)という会社を創業し、リモートワークの日程調整を簡単にするカレンダープ…

Shinsuke Oyama

Spir(スピア)という会社を創業し、リモートワークの日程調整を簡単にするカレンダープラットフォーム「Spir」を開発しています。 https://www.spirinc.com/

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  • Spirの目指す先

    • 9本

    Spirの思想・世界観を紹介していきます。

最近の記事

カレンダーの色カスタマイズ、調整相手の確定プロセスの削減に対応しました

こんにちは、Spirの大山です。Spirの新機能がリリースされましたのでご紹介させていただきます。 カレンダーの色カスタマイズこれまでのSpirではGoogleカレンダーやOutlookカレンダーなど連携しているカレンダーから予定の色情報をAPIで取得して、その情報に合致する色をカレンダー表示していました。 しかし、複数のカレンダーを連携している場合に、カレンダーの色が似ている場合に識別しづらく、カレンダーの色をSpir上で変更したいというご要望を多く頂いていました。

    • チームメンバーに代わって日程調整ができるようになりました。

      こんにちは、Spirの大山です。 現在、β版として一部の限定的に先行トライアルでご利用いただいているSpirのチームプランでチームメンバーに代わって「日程調整」を行っていただくことが出来るようになったのでリリースノートでご紹介させていただきます。 開発の背景業務として日程調整を行っていると、自分自身の調整ではなく、誰かのための調整を代理で行わなければならない場面があります。 例えば、インサイドセールスの担当者がフィールドセールスの方に代わって商談の日程調整を行ったり、採

      • Microsoft Teamsに対応しました

        こんにちは、Spirの大山です。 9月はリリースされる機能が多く、リリースノートが連続していますが、SpirにMicrosoftアカウントのカレンダーを連携しているユーザーの皆様はWeb会議の設定にて「Microsoft Teams」を選択いただけるようになりました! これまでのSpirは、Web会議の連携はGoogle MeetとZoomだけでしたが、今回のリリースに伴って、Microsoftアカウントのカレンダーをメインでご利用されているユーザーの皆様が予定作成時や日

        • カジュアル面談を"もっとカジュアル"にする日程調整ツールの活用方法

          こんにちは、Spir(スピア)の大山です。 Spirという日程調整サービスを開発している僕がオススメしたいカジュアル面談での日程調整ツールの活用方法をご紹介したいと思います。 TwitterのTLでMeetyやYOUTRUSTでのカジュアル面談のトピックを目にしない日はないくらい、社外の方とのカジュアル面談が普及しました。 そんなカジュアル面談ですが、いざオンラインでお話しましょうとなると、さっきまでメッセージのキャッチボールがスムーズにいっていたのに、日程調整の候補日

        カレンダーの色カスタマイズ、調整相手の確定プロセスの削減に対応しました

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          「公開URL」でも候補日時を書き出すことができるようになりました

          おはようございます、Spirの大山です。 今回はSpirの「公開URL」と呼ばれる、事前に設定した条件に合致するカレンダー上の空き時間を候補として共有する調整方法で、候補日時をURLと共にメッセージに書き出せる機能をリリースしたのでご紹介させていただきます。 開発の背景これまでのSpirでは「日程調整」という一回限りのURLで調整をする場合にのみ候補日時とURLを一緒にコピーして、メッセージにペーストするという機能があります。 「公開URL」という調整では、カレンダーの

          「公開URL」でも候補日時を書き出すことができるようになりました

          「公開URL」で祝日の候補を除外できるようになりました

          こんにちは、Spir(スピア)の大山です。久しぶりのリリースノートです。今回はタイトルそのままですが「公開URL」を活用した調整で祝日を除外することが出来るようになりました!(9/15追記) Spirの「公開URL」という調整方法は、カレンダーの空き時間を自動的に候補としてURLを送るだけで調整できる機能です。 これまでの「公開URL」でも事前に設定できる条件として、候補を提示する期間や登録されている予定の前後のバッファー時間など細かい設定は色々と出来たのですが、祝日に候

          「公開URL」で祝日の候補を除外できるようになりました

          登録者数10,000人の背景にあるSpirのグロースサイクル

          先日、日程調整カレンダープラットフォームのSpirが登録ユーザー数10,000人を突破したことを発表いたしました。 登録者数10,000人を突破した2つの理由こちらのプレスリリース内でも言及したのですが、Spirのβ版をリリースしたのが2020年11月、そこから約半年後の2021年5月に正式ローンチの発表をしたのですが、その時点では登録ユーザー数は約5,000人でした。そこからわずか2ヶ月程度でユーザー数は倍増し、10,000人を突破いたしました。 この期間に広告などのプ

          登録者数10,000人の背景にあるSpirのグロースサイクル

          シードラウンドとして総額2億円の資金調達を実施、日程調整カレンダープラットフォームSpirを正式リリースし、チームプランの先行トライアルの募集を開始

          本日、以下で発表させていただいた通り、シードラウンドとしてOne Capital及び国内外の個人投資家を引受先とした総額2億円の資金調達を行いました。 また、同時にこれまでβ版として提供してきた日程調整カレンダーの登録ユーザー数が5,000人を超え、累計15,000回以上の日程調整が行われてきたこのタイミングでSpirを無料の個人プランとして正式リリースし、複数のチームメンバーで日程調整に対応できる有料のチームプランについて、1ヶ月間無料の先行トライアルチームの募集を開始し

          シードラウンドとして総額2億円の資金調達を実施、日程調整カレンダープラットフォームSpirを正式リリースし、チームプランの先行トライアルの募集を開始

          複数アカウントの予定を考慮した予約型の日程調整が出来るようになりました。

          こんにちはSpir(スピア)の大山です。 前回のリリースノートから約1ヶ月が経過しましたが、今回は公開URLという予約型の日程調整(以下、公開URL)で複数アカウントの予定を考慮することが出来るようになったというリリースノートを書きたいと思います。 開発の背景副業やサブプロジェクトとして本業以外の活動に関わることが当たり前になってきている中で、本業とそれ以外の複数のカレンダーアカウントで予定を管理することが増えています。 Spirの公開URLでは、自分以外にも参加するメ

          複数アカウントの予定を考慮した予約型の日程調整が出来るようになりました。

          Spirで海外との日程調整が出来るようになりました。

          こんにちはSpir(スピア)の大山です。 これまでこのnoteでは、ミッション・ビジョン・バリューやSpirとして目指しているPLGについて投稿してきましたが、Spirのサービスとして新たにリリースされる新機能について、開発背景やその活用方法などをご紹介するリリースノートを投稿していきたいと思います。 第一回目のリリースノートはタイムゾーン機能についてです。 開発の背景自分自身がこれまでに仕事やプライベートで海外に行ったり、仕事でやりとりしたりすることが多かったのですが

          Spirで海外との日程調整が出来るようになりました。

          Spirというカレンダープラットフォームでチャレンジする人を増やしたい

          こんにちは、Spirの大山です。 今年の5月にSpir(β版)の事前登録を開始してから、既に約半年が経過してしまったのですが、Zoomとの連携や、複数人での日程調整、アドホック/定型的な打合せの双方に対応した日程調整機能などの機能を追加してきたことで、ようやく皆様にご満足いただける一定のレベルまでクオリティを高められたのではないかと考え、β版を一般公開しました。 (BRIDGE、DIAMOND SIGNAL、ITmediaでも取り上げていただきました。) カレンダーを通じ

          Spirというカレンダープラットフォームでチャレンジする人を増やしたい

          日本のスタートアップからProduct-Led Growthは現れるのか?

          こんにちは、Spir(スピア)の大山です。 前回のnoteではSuperhumanを事例として、Product-Led Growth(PLG)における新しいThe Modelの形について紹介しました。 今回はPLG型のサービスを展開するスタートアップにおける各フェーズ毎の成長スピードとそれを実現するための開発投資やファイナンスについていくつかの事例をご紹介し、個人的に感じている問題意識を共有させていただければと思います。 (週末に一人で盛り上がってしまい、かなりの長文にな

          日本のスタートアップからProduct-Led Growthは現れるのか?

          Superhumanを使ってみて感じたThe Modelの新しい形

          こんにちは、Spir(スピア)の大山です。 Spirでは現在、社外との日程調整を簡単に出来るカレンダープラットフォームを開発しているのですが、Product-Led Growth(以下、PLG)と呼ばれる成長戦略を志向していて、どうすればこのPLGを実現できるのかということを情報収集し、試行錯誤しています。 PLGというコンセプトは最近注目されるようになっているようですが、まだまだ日本語のコンテンツが少ないので、Spirでリサーチした内容を発信していけたらと思い、PLGに

          Superhumanを使ってみて感じたThe Modelの新しい形

          浸透するバリューの策定方法

          こんにちは、Spir(スピア)の代表をしています大山です。 前回、前々回のnoteでは、「ミッション・ビジョン・バリューの意味と考え方」、「僕が「創造性を解放する」というミッションにかける理由」というタイトルでミッション・ビジョン・バリューとはどういうもので、どう考えるべきかということと、具体的にミッションをどうやって定めたかについてご紹介させていただきました。 今回は、Spirがバリューをどのように決めたのかという事例を交えつつ、僕がバリュー策定で大事だと考えるポイント

          浸透するバリューの策定方法

          僕が「創造性を解放する」というミッションにかける理由

          こんにちは、株式会社Spir(スピア)の代表をしています大山です。2019年3月に創業し、日程調整を簡単にするカレンダープラットフォームを開発しています。 Spirのミッションは「創造性を解放する」です。今回は、このミッションがどのように決まったかについてご紹介したいと思います。 20年以上も心にひっかかるものがあった生い立ち僕がSpirを起業することになったのは、ある日アメリカで働くためのVISAの更新が出来なくなったという外的な要因が発端で、事前にじっくりと準備をして

          僕が「創造性を解放する」というミッションにかける理由

          ミッション・ビジョン・バリューの意味とその考え方

          前回の創業エントリーの後半でさらっとSpirのミッションについて触れたのですが、Spirにおけるミッション・ビジョン・バリューとはどういうもので、それらをどうやって策定していくべきだと考えているのかということについて今回は書いてみたいと思います。 ミッション・ビジョン・バリューとはなんなのか?「ミッション」「ビジョン」「バリュー」というキーワードをググってみれば数多くの記事があり、いずれにおいても企業経営において大事であるとされているのですが、MVV(ミッション・ビジョン・

          ミッション・ビジョン・バリューの意味とその考え方