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アロマセラピストの蒸留日記_04

こんばんは、看護師+アロマセラピストのyukinaです。

お休みの日に歩いていたら、
なんだかとてもバジルの香りが呼んでいる。
ご飯やさんかなと思い近づいたら、無農薬農家さんがバジルを販売されていました。

これは買わねばと購入。
「花がついている時期まで育ってしまうと、食べるには時期外れ。」と、聞いたことがありますが、香りを扱う私にとっては、お花が咲いててもむしろ香りが良いです!ということで1日乾かして、蒸留してみました。

材料
①バジルの葉・花・茎 45g(葉のみが理想ですが、今回は全体的に量が少なかった為、全部使いました。)
②水400ml(蒸留器内にて使用)

使うもの
①蒸留器
②精油セパレーター
③コニカルビーカー
④水道水(冷却用)


バジルと蒸留器

バジルを蒸留器に入れて。
熱を加えると、少し本体ガラスがくもります。

水蒸気を貯めている所。


一緒に加熱している水が沸騰するまではこのまま我慢。この水の水蒸気で、香りの成分を抽出するのです。

沸騰したら、少し温度を下げて冷却をしていきます。水蒸気がたどり着く先は、ガラスの2重構造になっており、中のガラスの管にはバジルの成分、それを覆う部分には冷たい水道水が流れています。

内側:バジルの成分 外側:冷却の水道水

この水道水が冷たくないと、バジルの成分がうまく採取できません。この温度差で、水蒸気を液体に戻します。これが芳香蒸留水(フローラルウォーター)となります。

蒸留中、サロン内に香るバジルの香りは、自分で蒸留した植物の中で歴代1位の良さでした。


蒸留結果

バジル芳香蒸留水200ml
バジル精油 0.05ml ※一滴程度


バジルの芳香蒸留水は、アレルギーを抑える抗ヒスタミン作用、消化促進作用、神経強壮作用、自信の回復に用いられます。

バジルは免疫が落ちている時に体が求める香りであり、アーユルヴェーダの世界ではブラックペッパーとともに使われています。バジルとブラックペッパーの組み合わせなんて、美味しそうですよね(笑)

バジルの精油は、呼吸器に対する不調でも用います。私は、精油になる前の葉を、蒸留する前日に寝室で干していました。なんだかぐっすり寝たなと思って起きたのですが、それはそうですよね(笑)バジルの香りで呼吸が楽になっていたので、いつもよりリラックス状態で深く眠っていたようです。棚からぼたもち状態で、ラッキーにもバジルの香りの効果を身をもって体感しました。本日もお読み頂きまして、ありがとうございました。yukina


いつもサポート頂きありがとうございます。メッセージも読ませて頂いていますので、メッセージも頂けると尚嬉しいです。新たな香り探しに使わせて頂き、執筆活動やアロマセラピーの発展に活かしていきます。今後もより楽しみながら活動していきますので、よろしくお願いいたします。