先生だって学ぶ。

お久しぶりです。

私自身の実践の記録のために、
そして、勉強して何になる?という人のために、

私がこれまで
見てきたこと、してきたことの蓄積が
皆様にとって有益なものになればと思い、

塾長が学んでいることも
こちらに書いていきたいと思います。

「独学でやるな」?

最近になってからずっと、

集客に必要となるホームページの構成の手直し、
ランディングページづくり、SEO対策、
ヒートマップ、セールスライティング…などなど、
学びと実践を繰り返している。

よく、
「本気で短期間で成果を上げたいなら」
「これを投資と思って」

というセールストークで、
高額セミナーへのお誘いをする方法が
特に我々個人事業主への売り込みとして
お約束のようにうたわれる。

たしかに、成果を上げられるのであれば
投資という考え方も認められてよいだろう。

そして、確かに正確なスキルを持った人が
そのノウハウを正確に伝授するのであれば、
「独学でやるな」というのもわかる。

一応、私も教える立場になることが多い人間なので。

独学でやる理由?

答えはいたってシンプルである。

消費者教育。

その一点だけだ。

その気になれば、確かに、クレジットカードで
分割払いにして、高額セミナーを受講することだって
いくら売上が減っていて資金的に苦しい私でも
できなくはない話ではある。

まして事業だ。業績がこれ以上悪くなるのはゴメンだ。

しかし、だ。

こちらは、お子さんたちに
そういったところでのリテラシーを
身につけてもらいたいと願う立場だ。

社会に出た時点で、奨学金やら生活苦やらで
マイナススタートだった私のような苦労は、
できればして欲しくないのですよ。

それでも私のように、
諦めきれない何かがあるのなら
一緒に頑張りましょう、という話になりますが。

そして、私のように苦労人を長いことやっていると
あることに気づくのです。

知恵と実践は自分を裏切らない。

たしかに、成果が上がらないうちは
終わらない苦行のようにも感じられる。

私も、学んだことひとつひとつの効力は、
と言われれば、いわゆる成功者たちからすると
とてつもなく薄いものであるかもしれない。

しかし、こうした施策を続けて、
関連性を生み出せた時に、
派手さはなくても、高位安定の
効力を発揮するのだ。

努力の方向を誤らなければ、
絶対自分の努力は自分を裏切らない。

だから、勉強するのだ。

そして、きっと売り上げが上がったとしても、
私は基本的に自分でどうにかする道を選ぶだろう。

他責思考でお金をかけるな!

セミナー、コンサルティング、
ネット集客システム、などなど。

それらの存在自体は、使い方によっては
とてもありがたいものになる。

ところが、「お金を払っているんだから
これぐらいしてもらわないと」
という思考が少しでも入ってしまうと、

金額の高い低いに関係なく、
「自分がどうしたいのか」を見失い
無駄なお金を叩いてしまったと
感じるじるようになってしまう。

自分が納得して使うのなら
自分の糧にする、ある種の心の余裕があるのなら
言って仕舞えば「自責思考」。
それなら、きっと成果も上がってくるはずだ。

ところが、ちょっと立ち止まって考えてみると。

こういった「キラキラな世界」への
最終搭乗便のチケット争いのように
心の余裕がない人たちが縋り付く、

そういう一面も孕んでいることを
忘れてはならないのだ。

そして、自分もその一員になっていることすら
忘れてしまって、盲目的になってしまうことも。

これさえやれば?

盲目的に「これさえやればいい」という思考は、
二重の意味で危険であると考えている。

一つ目は、視野が狭くなること。

ほかにできることはないか、
ほかに自分に合った方法はないか。

他の可能性に目を向けられないと、
そのやり方がうまくいかなかった時に、
糸が切れた凧のようになってしまう。

そしてもう一つ目。

これが一番怖いことである。
特に我々、自営業者にとっては。

自分で自分のことを決められなくなること。

先にも書いたが、
「誰々さんが言っていたのを守っただけなのに」
「この仕組みでは間違いないと聞いていたのに」

では、自分はどうしたかったのか。

その折り合いをつけてこそ
アドバイスや仕組みなどが
初めて生きてくるのではないでしょうか。

おわりに

権威のことを否定するつもりはありません。
仕組み化のことも否定するつもりはありません。

でも、今の自分はどこまで対応するのか、
という軸は、決して見失ってはいけないと思います。

もちろん、お金がないから外注しないというのも
理由の一つではありますが、
お金をかけて外注したはいいが、
手直しが機動的にできない、など、

何かあった時に自分でどうにか
しなければいけないのは変わらないのであれば
自分でもノウハウの学びと実践が必要なのは
変わらない、ということです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?