人生を変えてくれた沖縄に住む
訪れた場所によって人生が変えられたと感じた経験はあるだろうか?
私ごとだが5月の中旬から沖縄で働くことが決まった。このnoteでは、沖縄で働くと決めるまでの気持ちの変化を残しておこうと思う。
仕事を辞める決断をした
これまで沖縄には2回(本島、石垣島)旅行に行ったことがあった。2回ともそれはそれは楽しくて、どちらも大切な思い出だ。
約1年前の2023年の2月。
本当にたまたま希望でもない3連休があった。これも本当にたまたまだが、ちょうどその時に友達が沖縄にいたのだ。
「3連休何しようかな。せっかくの3連休だし、久しぶりに沖縄に行ってみよかな」
軽い気持ちで、えいやって飛行機に乗り込んで、沖縄に行ってしまった。そんな計画性のないことをするのは人生で初めてぐらいで、1人でドキドキしながら飛行機に乗ったのを今でも覚えている。
沖縄に到着したその日に、友達と合流して、夕陽が綺麗なところに連れて行ってもらった。友達と砂浜に座って、波がいったりきたりを繰り返すの見ながら、海の音を聞いた。
夕陽が沈む様子を見ていると、涙が止まらなくなった。時間にすると数分だったかもしれない。けれど、今でも鮮明に思い出せるくらい私にとっては長い時間だった。
「えっ。なんで涙が出てくるの。しかも止まんない、、、」
そんな経験をするのは初めてだったし、夕陽が沈むなんて毎日当たり前に繰り返されている日常なのに、涙が溢れてとまらない自分に驚いたし、戸惑った。
「なんでなんだろう」
当時の職場は窓もなくて、朝出勤しても帰るのは真っ暗になってからが当たり前。その日の気温や天気はもちろん、陽が登って沈むという当たり前の日常を感じることが少なかったし、日常を感じることができないくらい心が疲弊していたのだと思う。
「綺麗だな」
ただただ綺麗な夕陽を見つめているといろんな言葉が頭の中でぐるぐる回った。
このままずっと、陽が登って沈むという当たり前の日常を感じれない日々を送ってていいんだろうか。そんな日々をこれからも送っていきたいのか。こんな毎日を送るために生きているんだろうか。
夕陽を見つづけていると、自分の中で答えが出てきた。
「人生をこんなに疲れて過ごすなんて嫌だ。もっと楽しく生きたい」
一度聞こえてきた心の声を無視することはできなかった。そのために、初めにできることは今の仕事を辞めることだった。
旅行じゃダメなの?本当に住む?
仕事を辞めることは決断したものの、今後どうしていきたいかなんて考えたことがなかった。そんなモヤモヤしていた私に、夕陽を一緒に眺めていた友達が女性向けキャリアスクール(SHELikes)をオススメしてくれた。
そんなSHELikesとの話をまとめたのがこちらのnote
SHELikesでの日々を通して、今後の人生の理想を明確化することができた。理想の一つに「自分が過ごしたいと思える場所で働きたい」という言葉があり、その場所が沖縄だということに気づくこともできた。
理想に気づくと、いつの間にか友達に話すことが多くなっていった。最初はノリと勢いで話していたことがいつの間にか現実を帯びてきた。現実を帯びてくると、本当に沖縄に住めるのか、旅行じゃダメなのかをもう一度考え始めるフェーズがやってきた。めちゃくちゃ悩んだけれど、答えは友達と話していると自然にやってきた。
「沖縄で生活して、あの夕陽を日常的に見れる環境にいたい」
生活を変える不安はもちろんある。環境の変化があまり得意じゃない私にとってストレスになるかもしれない。でも、やっぱり沖縄で暮らしてみたいのだ。あの夕陽が日常にある環境で生活したいという気持ちが強かった。
沖縄ですること
沖縄では応援ナースとして3ヶ月間働く予定だ。本当は看護師を辞めるつもりだったので、モヤモヤする自分もいた。
けれど、ワクワクしている自分もいる。
看護師としてやってみたいこともある。別に思い描いていた理想と少し違っていても、いいんじゃないか。最近はそう思えるようになってきた。
どんな選択でも大切な自分がした選択なら尊重してあげたいのだ。
最後に
沖縄での生活がどんなものなのか。真夏の沖縄にいったこともない私には到底想像なんてできない。けれど、沖縄で働くことを想像するとワクワクが一番に思い浮かぶ。
そんな自分をこれからも大切にしてあげたい。
誰かに伝わることを願って🌕
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