Googleの論文で発表された「計算生命の可能性」の記事で思ったこと
前提条件であるプログラムが自律的に自分のプログラムを読み書きできて、2つのプログラムが合体することもできる、それがめちゃくちゃたくさんあるという設定の時点で、作るのまぁまぁ大変そう。
記事には生命を生み出すとあるけど、当然のことながら全くのゼロからではないんですよね。
計算生命とは
アルゴリズムを使って生命現象をシミュレーションしたり、理解したりするものなんだそうです。
Googleでは人や世の中の役に立つ新しい生命を生み出す、という感じで定義されているみたいです。
それで今回、話題になったのが「自己複製」する個体が自然発生的に出現したとのことでした。
生命の研究ができる
これは当初からの目的だと思いますが、ある条件を満たせば生命らしい動きをするんだな、それは何が理由かなといった確認ができると思います。
プログラミングの自動化にもなる?
完全自動でプログラミングをしようとなったときに、自律的な計算生命が、蟻が蟻塚を作るようにプログラムを構築していくということもあるのかもしれないです。
それこそSF映画のような世界観ですが、そうなったときに僕は仕事として何をしていけばいいのだろうという悲壮感もあったりなかったりします。。
コンピュータウイルスにもなる?
たとえばインターネットを徘徊するワーム(コンピュータウイルス)がこのような特性を持っているとしたら、非常に厄介なんだろうなと。
自己複製といえば昔からあるコンピュータウイルスで、それが自律的かつ自然発生的に行われるということですよね。
最終的にどんなウイルスがやってくるか、作った人でもわらかないというややこしさが出てくるような気がします。
まとめ
Googleも結局は商業なので、というかむしろ商業の王様なので、最初からサービスとして展開していくことを考えていると思います。
生命がどう生まれたのかがわかることは一番大事ではあると思いますが、他の応用に関する色々なことも大事なんだろうなと。
とりあえず一人で身構えていてもしょうがないけど、AIの次の一手として計算生命というのがあるんだなぐらいに思っておこうと思いました。
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