見出し画像

うつ病に効果的な薬(ヘルペスウイルスの遺伝子)

 うつ病の原因のひとつに、疲労が蓄積するとうつ病になる。
 というのは良く知られているが、
 なぜ、疲労が蓄積するとうつ病が発生するのか?
 という、疲労とうつ病を結びつける因果(メカニズム)がこれまで分からなかったのが、先月までの話しだ。

 2020年6月にがその因果を発見した。
 ヘルペスウイルスだ。

 徹夜で遊んだり、
 めちゃくちゃ頑張った翌日や、
 ストレスがたまると
 口唇にポツポツと水膨れのような出来物が現れるひとはご存知だろう。

 1年間うつ病でぶっ倒れていた私も未だに良く口唇にポツポツと浮かび上がってくる。

 ヘルペスウイルスを知っている人には常識なのだが、日本人の10%がその因子を持っている。

 ウイルスは核酸とタンパク質で出来た生物の一種だと僕は考えている。

 ヘルペスウイルスは普段なにもしないが、寄生主(感染者)が弱った時に新しい宿主を探すために口唇に出来物としてあらわれる。

 新しい論文によると寄生主の鼻腔からヘルペスウイルスを再取り込み(口から鼻はとても近い)し、脳に到達したヘルペスウイルスの遺伝子が脳の発達を止める(特に記憶を司る海馬にダメージ)。

 私は朝から晩まで働いてうつ病になった。
 歩くこともままならず、
 電車を降りることも出来ず、
 眠ることもできず、
 泣くこともできず、
 ただ死んでいくだけだった。
 消えたかった。

 うつ病はアルツハイマー病と同じで周りでないと気付けない病気なのだ。

 私は幸い治療が出来て最悪にはならなかった(最低ではあるが)。

 破産して、ホームレスにもなったことのある私だが、社会主義の恩恵を受けて何とか治療することができた。

 世の中にはお金の事を学習せずに個人に責任を負わせて切り捨てる風潮が蔓延っている。

 自殺者の数が、
 日本人のホームレスの数が、
 それらを見ない社会が、
 弱者を切り捨てている。

 東京慈恵会医科大学の近藤一博教授らのグループは『うつ病患者』という弱者に当てた光が私はとても嬉しい。

 効果的な薬の開発を求む。

サポートしてもらえたら飛び上がるほど喜びます! あなたのサポートで執筆にもっと時間を割いて頭の中を掘り出します!