孤独な夜に旅にでる
僕は今夜旅にでるよ。寂しさを埋めるのに誰かと会いに行くんだ。たくさんの人々が世の中には居てるのに僕を求めてくれる人は誰もいてないのかもね。
TLを眺めても誰も僕を探してないよ。だから、バーに行くんだ。マスターは優しい一杯を僕にくれる。バーには寂しがり屋が集うんだよ。
ソルティードッグを頼むと塩をめんどくさがるマスターにブルドッグを頼むと、塩くらいつけるから気にすんなよって気を使ってくれる。
でも、寂しがり屋の僕らは臆病だから、臆病な人達のなかでも、孤独を感じるのが嫌な僕はひとりで帰るよ。
テキーラをたらふく飲んだらふらつきながらタクシーに乗ってまどろむんだ。ひとりでまどろむんだ。
そんな夜は女を抱きたくなるね。ただ抱きたいんだ。飢えた狼の様に。
今日みたいな夜は誰も僕を見ないから、ひとり焦がれて眠るんだ。
女を抱いても自分の飢えしか満たされない。女も俺じゃない誰かを見ながら抱かれるんだ。
今日は一人で眠るよ。水を飲んで忘却の海に帰るんだ。
こんな夜は懲り懲りだ。助けてくれよ。
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