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棺の女王

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書きかけてやめたり、煮詰まらなかったものを捨てていく場所。僕が読み直す日が来るかもしれないし、来ないかも知れない。
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#エッセイ

孤独な夜に旅にでる

 僕は今夜旅にでるよ。寂しさを埋めるのに誰かと会いに行くんだ。たくさんの人々が世の中には…

降り注ぐ情報の雨。雪。または土砂。

 ここ1ヶ月くらい古代ギリシャの歴史の本を読んでいるのだけれど(紀元前500年位のペルシャと…

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一日で一番無駄な時間とは?

 自分の波と世の中の波が絶え間なく移ろっていく中で、過ぎ去った波が二度と戻らないことを人…

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締め切りに追われるモブ

 真っ白な時の風にさらわれた僕の平凡な休日が終わってしまいました。僕の日曜日は慌ただしい…

長い執筆は夢の中で

 テキストをタイピングしているのに何度も打ち間違える夢を見てました。  人生の半分以上を…

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53億円の絵画とは?

 めちゃくちゃ頑張ったのに生きている間に報われない。なんて事はザラにある。  小説「山月…

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思春期を抱き続ける大人

コメンテーターなんか嫌いだ  友達なんかいらない。誰かが側に居ても嬉しくなんかない。父と母が最初の他人だった。不安の子供時代を重ねて生きるなか僕は早く大人になりたかった。僕は年齢で大人になるものだと思ったが幾つ歳を重ねても大人になった実感など湧かなかった。  その内、大人とは自己申告なのだと気付いた。その内年齢もただの数字だという事に気付いて明かさなくなった。  僕にも子供が出来て、子供は僕の事を父。父。と慕ってくれる。  小学生になる子供は宿題がストレスで泣きながら

叶った夢。そして消えた夢

 花を育てています。金魚草という花屋で一株30円の花です。朝顔よりは少し小さな花をたくさん…

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