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服でかたろう

これは、2年ほど前に書いた文章を少し手直ししたものです。当時僕は大学生でした、、。

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グローバル化に伴い、「これからは日本語以外も話せないと生き残れない」という言葉をよく耳にする。

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ニューヨークの街角。店員とのコミュニケーションも買い物のうちだ。

たしかに、バイリンガルやマルチリンガルにはメリットが沢山あるだろう。

情報を得る・発信する場所や手段が格段に広がるし、言語という意思伝達媒体を客観的に分析できることは日常の様々な場面で役立つ。

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イスラエル出身の女優、ナタリー・ポートマン日本語を含む6言語を流暢に話すという。

高校生活をまるまる海外で過ごさせてもらった僕も、本当にその通りだと思う。共感する方も多いのではないか。

でも、言語っていわゆる外国語以外にも存在する。それを明確に気づかせてくれたのが、上杉秀作さんという方のブログ記事。

僕が一方的に尊敬している日本生まれ、アメリカ育ちのエンジニアで、優れた発信者、思想家でもある。

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どんな文章にも、日本語・英語などの「言語と知られている言語」と、コンピューターサイエンス語などの「言語と知られていない言語」が混在している。
グレアム氏のエッセイにコンピューターサイエンスの用語が自然と出てくるのは、彼がコンピューターサイエンス語を話すからだ。日本語が日本人をつなげているように、コンピューターサイエンス語はプログラマーの心をつなげている。

グレアム氏とは、ポール・グレアム氏のこと。Yコンビネーターという世界で一番有名なVCの創設者で、シリコンバレーのレジェンドだ。

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彼が話す言葉の端々にコンピューターサイエンスの用語が登場するため、コードが書ける人々はグレアム氏にある種の仲間意識を持つ。

みなさんも、同業者や同じ趣味を持つ人など共通言語を介するコミュニケーションの妙な面白さや安心感をご存知の方は多いはず。

「あれ、服も同じじゃん。ファッションも、言語と知られていない言語のひとつだ。」

ここまで書いて、ふとそう思った。思い返すと僕は以下のような出で立ちが多い。

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全体的に細身
適度にモード、ドレッシーなシャツやジャケット
シンプルなTシャツ
フルレングスのジーンズ
適度にモードなスニーカー
基本的にすべて青系かモノトーン
ベーシックでありつつ、人とかぶらないもの

自分の身だしなみを意識している人は、出会う人のそれも観察している。

だから、そういう人たちに

シンプルさ
モード
ドレス
少年っぽさ
オリジナリティ

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みたいのを感じて、価値観を汲み取ってくれたら嬉しいと思っている。(書いていて恥ずかしい)

人間は視覚的な情報に頼る傾向があるので、「ファッション語」を話す人には自分の装いこそ最高のコミュニケーションになりうる。

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そこまで服が好きでなくても、自分が好きなブランドを身につけていたり、好みが似ている人には親近感が湧くし、逆に理解できない服装の人には不信感を抱くだろう。

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これは人間の本能でもある。戦いの時、味方と敵を判断するのは衣装や甲冑などだった。

いまでもビジネスの世界でスーツを着れば信頼されるのは、自分が同じ文化を尊重する味方だと暗に伝えられるから。しかしこれは「みんなと同じ服を着れば良い」というわけではない。

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「スーツ」の概念が非常にせまい日本では許容される装いが少なく、結果的にサラリーマンは似たような服装になっているように感じる。就活や冠婚葬祭も同じ。
この国にもファッションで自分を伝える習慣がもう少し根付いてほしいなと思う。

どんな状況であれ最大限に「自分」を表現する服や小物を選ぶことは言葉より効果的なこともある。特に言語的なコミュニケーションが難しいときはなおさらだ。

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そして、相手のファッションを同じように吟味できればより深い相互理解につながると思う。もちろん音楽やスポーツなど、ほかの非言語手段もある。

でも、毎日着る「服」にこだわらないのは至極もったいない。

参考情報

この記事を書いた人

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Neil(ニール)
ecbo (荷物預かりプラットフォーム) とプログリット (英語コーチング) でUI/UXデザイナーとしてインターン。現在はIT企業でデザイナー。 ハワイの高校。大学では法学を専攻。もともとはminiruとしてnoteを運営。

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