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地方公共団体の学芸員 考古学 民俗学 伝承 神社 寺院

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最近の記事

まほら大和4

尼ヶ辻駅に到着。 「辻」ですからね。道標も駅前に。 近鉄線に乗り、西大寺経由で近鉄奈良駅へ向かいます。 近鉄奈良駅で降りればいつも通り行基さんの出迎え。 商店街を抜け、ならまちを散策しながら猿沢の池へ。 池に程近い今夜の宿に荷物を降ろし、ロビーのコーヒーコーナーでひといき。 さて出発。 次の目的地は奈良国立博物館。 目的は正倉院展。 久しぶりの正倉院展でワクワク。 出陳宝物は当たり前だがいずれも優品。 一番の目当ては「銀壺」、もうこれだけでお腹いっぱい。 称徳女

    • まほら大和3

      唐招提寺から尼ヶ辻駅へ向かう。 少し先にこんもりした森が見える。 森に向かう途中にこんなものをいくつも見掛ける。 田道間守(たじまもり)とは人名。 菓祖と称され、お菓子の神様としても祀られる。 いったいどんな人物なのか。 記憶の範囲では、但馬国の人。 新羅の王子で日本に渡来した天日槍(あめのひぼこ)の子孫。 そして天皇の命を受け、非時香菓(トキジクノカクノコノミ)を求めて常世国へ向かった人。 時は第11代垂仁天皇の御代、田道間守は天皇の勅命により「非時香菓」を探し求

      • 嬉しい(^_^)

        今年5月に発刊された共著本の重版が決まったと連絡がありました。 とても嬉しいです。 刊行はもちろんですが、作るからには重版を目指そうと。 若干の修正は可能ということなので早速取りかかります。 購入してくださった皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m今後も精進します。

        • まほら大和2

          薬師寺の興楽門を出て「歴史の道」を歩く🚶 瓦を見ながら。 しばらく歩くと右手に蕎麦屋が。 6組の順番待ちの末、席に。 注文したのは「辛味大根そば」。 うちの方では「もぐらそば」と呼ばれている。 そば好きだし、大根おろしも好きだし、辛いのも好き。 僕にとっては三拍子揃ったメニューだ♥️ 「蕎麦切り よしむら」さん、覚えておこう。 お腹も満たされ唐招提寺に向かって歩きだす。 しばらく歩くと大根、柿などが目に入る。 これら全部が布細工。 お店の中には素敵なグッズがたくさ

        まほら大和4

          まほら大和

          一年に一度は大和に行かないと頭も身体もどうにかなりそう。  私の旅は予定的なものは少なく、突然金曜の夜に「飛行機の空席あるから乗っちゃえ」という衝動的なものが多々、旅立ちの原因は「現実逃避」もあれば「気になって仕方がない。行かないと何もかも進まない」なのだけど、今回はしっかり予定を組みました。 11月3日からの3泊4日。 行きたいところに行き、観たいものを観て、食べたいものを食べる。 今回は僕のわがまま旅の紀行文です。 11月3日(薬師寺編) 早朝5時45分に自宅を出

          まほら大和