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夏のセミナー

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早稲田大学大学院日本語教育研究科のオンライン講座:②「日本語教師」の専門性とキャリアについて考える

講座内容(WEBより):現在、日本国内で外国人材が増加し、日本語教師の活躍する場面が増えています。教える環境も多岐にわたり、日本語教師は日本語を教えるだけでなく、さまざまな仕事にもかかわるようになってきました。そこで、あらためて今、日本語教師は何をする人なのか、日本語教師の専門性は何か、そしてその専門性を私たちはどのように社会で活かして行ったらいいのかを考える必要があるのではないでしょうか。本ワークショップでは、参加者が自分のフィールド(学習者・教室・学習環境など)で日本語教師としてどんなことをしているか、またどうするべきなのかを話し合いながら、今後日本語教師として何を学び、何を目指していくかを考えていきます。自分のフィールドでの経験をもとに、参加者同士がZoomをとおして意見交換をしながら自分の「日本語教師観」やキャリアを見つめ直します。

 私にぴったりの講座!このコロナの状況で「私はこれから日本語教育はどうなっていくのだろう。このまま続けていけるのだろうか。日本語教師としての私の強みは何なんだろう」などと考えました。この講座の目的として「日本語教師の専門性を改めて考える」ということが書かれており、非常に魅力的に感じました。これまで私が日本語教師として何をしてきたのか、自分の専門分野と言えるものはあるのか、今後の日本語教育業界でどのようにキャリアを積んでいけばいいのかなどについて考えてみたいと思います。

 16年近く、留学生対象の日本語教育をやってきて、もうそろそろいいかな・・・と思っているのが正直なところです。コロナや国際状況も踏まえると「留学生事業」がこれから盛り返すことはあまりないようにも思えます。(あくまでも個人的な感想・・・)留学生だけでなく、日本にはたくさんの外国人が住んでいます。その中には日本語教育どころか自国での教育も受けたことがないような方々、戦争や政変などでやむを得ず日本に「来ざるをえなかった」方々もいます。そういう方々を支える日本語教育に携わりたい。留学生だけでなく生活者日本語教育、その中でも「難民・避難民の日本語教育」などが専門にできたらいいなと思っています。

 そして今さらに関心を持っているのは、何らかの理由で外国に来なければ生きていけないような状況がなぜ起きてしまったのか、ということです。戦争、内戦、政変・・・・これらは政治・国際関係の結果起きていること。こういうことにも目を向けていきたいです。

 留学生を取り巻く状況も考え直さなければならないと思います。ある国からの留学生だけが突出して多いという状況。これは何とかならないですかね?教える側としても多国籍クラスの方がずっとおもしろいと思う。人生の数年間を日本留学という貴重な経験をしている学生たちにとっても、日本に来てたくさんの外国人の人たちと一緒に学ぶことができた!というのはいい経験になると思います。私の学校も特定の国からの留学生がほとんどです。もっといろいろな国の学生が増えればいいのに。

 特定の国からの外国人が増えれば、日本人のイメージも変わってくる。「A国の外国人なんていらない!」という議論にもつながる。数が多いがゆえに、悪い点も目立つのです。こういう問題は国が何とかできないのか。いつも思っています。


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