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私の転職と年収の変遷④

契約社員から正社員へ

新聞社の契約社員からコーヒー通販の会社へ転職した。
実はその間、先輩の会社も手伝ったのだが、リーマンショックで仕事がなくなり、先輩から肩をたたかれた(涙)。
そのため、約4か月で転職することなったが、結果的に転職することになってよかったと思っている。
結局、次に入社したコーヒー通販の会社で正社員になり、
管理職としてマネジメントを経験し
さまざまな責任ある業務に取り組むことができたことで
私のキャリアの可能性がひろがったと思っている。
当時を少し振り返ってみよう。

無事面接を通過

次の会社に決まるまで
会社に行くふりをして、ジムに行って、泳いだり、筋トレしたりの毎日。
そのジムは、先輩の会社を手伝っている時に、
先輩が仕事の合間にジムに行くというので付き合って入会したのだった。
行き場があってよかったと心から思った。
もちろん、その間必死で職探しをした。
当時はネットで簡単に情報検索ができるような環境ではなく、
一生懸命求人雑誌などを見ていたように記憶している。
日経新聞の求人広告に、自宅の近くに本社のあるコーヒー通販の会社の名前を見つけ、早速応募することにした。
書類選考を通過して、面接へ臨んだ。
採用する側も、される側も5名程度の複数での面接だった。
面接の時に、「どのような役割を果たすときに自分が輝くと思うか」という質問があったように記憶している。
その質問で、私はこう答えた。
「はい、前職でいろいろ制約もあるなかで、チームで一つの企画を最後までやり遂げた時に、大きな喜びを感じたので、
チームでひとつのことを目指していくまとめ役だと思います。
会社でいうと、社長の役割でしょうか」
実は、その面接の場には、当時の社長、会長もいらしたことが
入社してからすぐにわかって、一人苦笑いをしてしまったことを思い出した。

正社員にはなったが年収は下がった

面接を通過して、晴れて正社員としての採用となった。
当時、私は45歳になっていた。
その会社は年俸制だったこともあったので、年齢で正社員になれないというような制限もなかった。
聞けば、アルバイトから部長職になった女性もいるとのことで
おおいに、野心に火が付いたように思う。
面接の時に、現在の年収はいくらかと聞かれて、400万円と正直に回答したように思う。
しかし、初年度の年俸の提示額は360万円だった
なんと1割も少ない提示額だったことに、かなりショックを受けてしまったが、早く仕事がしたかったし、正社員になれるという喜びのほうがまさってしまった。

チャンスをつかむ

チャンスをチャンスにするのは、やはり本人の気持ちひとつだと思う。
与えられた役割に感謝して、精一杯努力しているとよい結果が得られたり
思いがけないご褒美をいただくこともあったりする。
そして、その先に、必ず次の道が広がってくるように思う。
私は私なりに、働ける喜びと感謝の気持ちで、そこから仕事の虫として
がむしゃらに働き始めるのだった(笑)

桜新町にあるフレンチレストラン アンフュージョンさんの前菜
お気に入りのお店のひとつでもう長い間、折にふれ季節を味わいに

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