英語との戦い遍歴 30代後半ー海外赴任が決まるまでー
日本では桜の開花宣言がされたと聞いてますが、ロンドンでは先週雪が降り寒い日が続いてます。今週になって、ようやく日中の気温が10度くらいになり、日も6時過ぎに沈むようになり、徐々に春めいています。
今回は英語の話です。
前回、MBA留学から海外駐在に目標が変わり、TOEFLからTOEICに注力した結果、TOEIC900まで取ることができた話を書きました。
英語との戦い遍歴 - 30代前半〜中盤 -
今回は900取得した後、海外駐在赴任までの英語に関する話を書きたいと思います。
TOEIC900をとって分かったこと
TOEIC900が取れた所で、私はTOEICの勉強に終止符を打ちました。これ以上点数を上げることに意味がないと考えたからです。個人的にはTOEICの点数の意味とは、その人の英語の実力を図ることに加えて、その人が目標を実現できるだけの力があるかどうかを示す指標だと考えています。
つまり900を取ったことで、(900まだ取ってない人からすると)英語については人並み以上にでき、またそういう努力ができる人だとアピールできることだと考え、それは十分に果たしたと考えTOEICの勉強を終わることにしました。
しかし、900を取って気づいたことは、
900取っても、
何て言ってるかわからないし(Listening)、
何て言っていいかわからない(Speaking)
でした
巷ではTOEIC意味無い論が散見されますが、個人的には先ほど書いたように意味はあると思います。
ただネイティブと会話できるようになるかという観点では、実際900とっても全然自信はありませんでした。むしろ800から900に上がった時、なぜ上がったのか分からなかったくらいなので、それは逆にいうと、自信の裏付けにはならなかったです。
そこで、それから英会話、リスニングの勉強に切り替えました。
といっても、何かスペシャルな方法があるわけではなく、とにかくオンライン英会話と英語のコンテンツを英語の字幕付きで見るということでした。
もう少し具体的にいうと、
当時やっていた勉強法
オンライン英会話(QQイングリッシュ、Native Camp)
実地英会話スクール(都内に複数教室を持つO社)
ネットフリックス視聴(Suits、White Colour)
です。
参考までにそれぞれの個人的な感想を書くと、
オンライン英会話
QQEnglish
当時、最速で英会話を習得できるというカランメソッドに惹かれていました。色々とググって、多分安くて評判の良かったQQEnglishに入会し、カランメソッドに取り組みました。
カランメソッドの感想としては、正直よくわからんのと上達した実感はない、というものです。(QQの感想ではありません。)
カランメソッドは詳細はググって見ていただきたいですが、例文が決まっていて先生の質問にその例文から一言一句同じフレーズを即答し、それを繰り返すと言うものです。
確かにこれができればかなりいいと思いますが、サボり癖のある私は全くフレーズを覚えず先生の発言のフレーズにただ続いて喋っていただけだったので、あまり身につけることができませんでした。。
しっかり勉強できる人にとっては、いい勉強法なのかもしれません。
ネットフリックス視聴
若手の主人公と妙齢のパートナーが事件を解決していく的な話が好きで、SuitsとWhite Colorをよく英語字幕付きで見ていました。ただ字幕があると理解はできますけど、消した途端に分からなくなる、という状況が続いていました。
個人的に英語の勉強で一番辛いのはこの時期だと思っています。
なぜなら自分が成長した実感が定量的に評価できないからです。
例えばTOEFL/TOEICであれば、点数によって実力がわかるし、欠点やこれからやるべきことも明確になる。
しかし、英会話やリスニングを目標にしようとすると、”日常レベルで使える”とか”ビジネスでできる”とかふんわりした目標になり、それを何を持って達成したと言えるか、また進捗度●%と言えるか、人によって尺度が変わるし、本当に曖昧な感じになります。
まとめ
英語に限らずですが、やはり定量的で明確な目標があると勉強の励みにもなるのですが、曖昧なものだと中々モチベーションも上がりません。
ただ英語を喋れるようになりたい、と言う目標を立てるのはいいですけど、より具体的にしないと意味がない、そういった意味でTOEICは意味のあるものだと思います。
次回は駐在が決まって実際に駐在するまでの間の英語学習について
書きたいと思います。
それではまた次回。
See you soon…
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