「出来る事」と「得意なこと」は違う#わたしとミーキャリ
ずっと書きたいと思いつつ、いつの間にか時間が経過してしまいました。
年末の振り返りも兼ねて「ミートキャリア」を受けた私の経験を書きたいと思います。
結論
【結論】
まずは結論から。
ミートキャリアを受講したことは
私にとってとても良かったです。
日々の仕事で感じていたコンプレックス、
人と比べて落ち込むこと
この先自分がどう行動していけばいいのか。
ミートキャリアを受講する前はいつもモヤモヤしたけれど、ミートキャリアのワークやセッションを進めるごとにどんどんクリアになっていき、日々の仕事が楽しくなりました。
何より人と比べて落ち込むことがなくなったのは私にとっては本当に嬉しい変化でした。
普段は自分が買ったものや受けたサービスが良くてもあまり人には進めないのですが(相手にとっても良いという自信がないから)
ミートキャリアだけはいろいろな人に勧めてしまっています。
大げさかもしれませんが、私の人生を変えた出来事の1つ、と私は今でも思っています。
きっかけ
転職活動で行き詰ったことがミートキャリアを始めたきっかけでした。
私はシングルマザーなので家庭の収入=私の収入。
子供にかけることが出来るお金も私次第。
シングルマザーになって実家に一緒に住まわせてもらっているのですが、
それにより職場までの通勤時間は片道約1時間。
フルタイム勤務すると子供の延長保育は必須。
そして今の職場は圧倒的に男性優位の会社。
(そういう業界なので仕方ないことではありますが)
女性で総合職で管理職をしている方は2000人いる社員のうち数名のみ。
いわゆるロールモデルがいない状態です。
これらの状況に不安を抱いたことから転職活動を始めました。
転職活動
転職活動で軸にしていたのは
・リモートワークが出来る又は職場が近いこと
・女性が活躍できる会社であること
・営業職
の3点でした。
「営業職」
この軸が私の転職活動を苦しめることになりました。
営業職を志望していたのは
稼げる=営業職という私の考え、
そして過去に新規開拓(飛び込みあり)営業の経験があったため、営業職こそ今私が頑張るべき仕事だ!と思っていたからです。
(※当時も現在も事務の仕事をしています)
某大手の転職サイトに登録し、エージェントさんを通して営業職の求人に応募しました。
そこの転職サイトでは本番面接の前に模擬面接をして下さるところでした。この模擬面接こそが私の転職活動を大きく変える出来事になったのでした。
模擬面接では定番の質問をされ、答える、というよくある面接の練習のような時間でした。
そこで聞かれたこの質問。
「どうして営業なんですか?子供がいるなら事務でいいのでは?」
この質問、当然聞かれるはずなのに私は十分な答えを持っていませんでした。
「営業の経験あるので・・・云々」
と答えたはず(記憶なし)
模擬面接を終え、アドバイスの時間に「シングルマザーなので稼ぎたくて営業したいんです」と伝えたら
「あらそうなの~、それじゃそうかもね」的なことを言われた気がします。
この模擬面接。
「どうして営業なの?」に対する答えが見つけられなかったことが私の中で大きかった。
私本当に営業したいのか?そういえば新規開拓営業してたとき、辛くて毎日辞めたいと思ってたな、
今の会社でも昇進している人は営業が多いけど、私に営業できるの?
私本当に営業に向いてる???あれ??
私はもしかしたら自己分析足りてない?新卒の時も足りてなかったなと反省していたな。
自己分析ってどうやるんだ?営業は「できる」し「やれと言われたらやる」けど、私得意なの?
またあの辛い日々が戻ってくるのでは?
自分だけで自己分析すると無意識に自分の「こうなりたい」が反映されている気がする。
第三者に分析してもらうと良いと聞いたけど、
エージェントさんしてくれるのか?
職務経歴書特に何も言われなかったし‥‥
そういえばTwitter(現:X)で「ミートキャリア」良かったって見たな
確かワーママの方。
その時HP見たけれどお金かかるんだっけ…転職サイトならお金かからないし良いやと思ってたけれどもう一度見てみようかな、無料相談あるし、相談してみようかな。
ここでミートキャリアの無料相談を申し込んだのが私とミートキャリアの始まりでした。
ミートキャリアとの日々
無料相談会を経てミートキャリアへ入会。
日々のワークが習慣となりました。
ワークでは自分のことを幼少期から振り返りました。
また日々の出来事に対する私の行動に何の能力が発揮されたのかを知ることが出来ました。
ちなみに…私はどの能力が発揮されているのか言語化できず、
ほとんど空欄で提出してました…
いつも言語化してくれたキャリアプランナーの方に本当に感謝です。。。
こうして
ワークを通して自分のことを知ることが出来ました。
自分を知ることで「私は私であり、他の人とは違う」という当たり前のことに気が付きました。
私が当たり前だと思ってしてきたことは
他の人からしたら当たり前ではなく、
他の人が当たり前に出来る事が私にとっては得意ではないこともある
考えたら当然なのですが、改めてそのことを実感しました。
ワークを通して分かったことは
「できること」と「得意なこと」は違うということ。
私にとって営業は「できること」だけれど「得意なこと」ではない。
私は直属の上司がとても尊敬できる方なので上司みたいになりたい、
上司みたいにならないと評価されない(ザ・営業マンみたいな方です)
と思っていたのですが、、
私が「得意なこと」と上司が「得意なこと」は違う。
なので私が上司みたいになりたいと思って努力するのは
「頑張ればできること」ではあるけれど
私の「得意なこと」を活かす道ではない。
私にとっては苦しくて辛いことになると分かりました。
転職活動で目指していた営業職。
どうして営業なの?に答えることが出来なかったその理由をミートキャリアで見つけることが出来ました。
これに気づいてから今までのいろいろを思い返すと上司が苦手としていて私にお願い!と言って渡す仕事は私にとっては得意なことが多かったなと。
上司の苦手は私の得意。
私の苦手は上司の得意。
上司は自分の得意なことを仕事とすることが出来ているので評価もされやすく、今に至るのだなと理解することが出来ました。
私は「苦手を克服するために頑張ること」をやめ、
「自分の得意を活かすことが出来る仕事を見つける」ことに視点を変えることにしました。
ミートキャリアを受けたその後
結果として私は転職活動で3社から内定をいただくことができました。
ミートキャリアを通して新規開拓の営業は応募するのをやめ、自己アピールする点も考え直しました。
その結果、自己アピールは本当に自分が自信のあることだったので
何を聞かれても深堀りされても動じなかったし
むしろなんでも聞いてくれ、
いくら深堀りされてもボロは出さないし(そもそもボロがない)
深堀りされればされるほど私のことを知ってもらえる、
その良さが合わないならそれで良い、と思えるようになりました。
面接怖くないと思ったのは社会人になって始めての経験でした。笑
結局内定をいただいた3社は私が大切にしたい基本条件(これもミートキャリアのワークで明確にした)が一致しない点がそれぞれあり
内定辞退、現職とどまりという結論に至りました。
その決断を後悔したことは今まで一度もありません。
それはミートキャリアを通して自分をちゃんと知ることが出来たからだと思っています。
現在
内定を辞退して以降、現職に注力すると決めて邁進してきました。
現職で評価を上げて給与を増やす作戦。
自分の得意を知ることが出来たので自分の得意を活かすことができることをどんどん積極的にしていきました。
業務改善、業務支援等々…
関係部署を巻き込み、全支店を巻き込み
効率化を達成させることが出来ました。
とても満足です。
ミートキャリアのワーク当時、
社外対応が少ないことが不満(キャリアへの不安)だったけれど、社内での対応が前より増えたことでその不満を今年は感じなかったなと思いました。
社内での対応力も立派なキャリアなんだな。
今年の一年はわかりやすい成果も残すことが出来たので達成欲も満たされ、
私が学んだことを業務効率化に活かすことが出来、学習欲も満たされ、
営業の業務支援を積極的に引き受けたことで支援力、他者の役に立つことが目に見えることというわたしの価値観も満たされ
良い一年だったなと心から思います。
まとめ
お金をかけて自己分析するなんて。
と思っていた自分を殴りたい。笑
自分だけでは言語化出来なかった自分のことを言語化してくれて、自分を知ることが出来ました。
自分を知ることができるとその時も楽しいし、
何よりそれ以降の仕事が楽しい。
また転職活動すると決めたときも
自分に合わない環境を選ぶことはしないと思います。
自分を知っているって本当に強いなと思いました。
だから友人や知人がキャリアに悩んでいる話を聞くとミートキャリアをおすすめしたくなる。
もっとたくさんの人に知ってほしいなとずっと思っています。
今はミーキャリ卒業生の立場ですが
今後もミートキャリア受けてよかったーとSNSでつぶやき続けたいな。
最後にミートキャリアでお世話になった方々に心より感謝申し上げます。
私が今楽しく仕事が出来ているのはミートキャリアのおかげです。
娘が将来就職するときには自分を知ることの大切さをちゃんと伝えたいと思っています。