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しおりのヒモがほどけない日々を。



しおりがほどけてきた。
手帳についている3色の栞にできるヒモだ。

大切につかっていたはずなのになっと、ちょっぴり悲しくなる。しおりのヒモをこれ以上ほどけないようにしたくて、ふにふにしながら、手帳をみる。


はじめは、かたくてピンとしていたカバーも、しっくりとなじんできた。


1日に1度、手にとっていた。
ひらくことができなかったときでも、持ち歩いてた。手帳の変化に1年のすぎた日々をおもう。



ハロウィンから、クリスマスまで。あっという間だねって話をしてたからかな。これまで書いてきた手帳を見返すことがふえた。

変わったこと、変わらなかったこと。
やれたこと、やりたいこと。
とびあがるくらいのうれしさも。
たのしかったひとときも。
ぐるぐると考えた日々も。

ぜんぶ現実だったことが、どこかであったことのよう。でも、たしかに書いてあるこの文字をみたら、わかる。
うれしさも、たのしさも、どんな感情も伝わってくる。


考えて、過ごして、書いて。
そんな時間は、やっぱり大切だな。



めずらしく、来年つかう手帳を購入してあって。そわそわしている自分がいる。
手帳のカバーの色に一目ぼれしちゃったほう。


ずいぶんまよったんだけど、じぶんがいちばんすなおになれそうな色にした。


いつも思う、、あたらしい手帳を迎えたときに。
来年はいい1年になりますように。


それともうひとつ。


しおりのヒモがほどけないように。
丁寧に書くことに、考えることにむきあえる1年になったらいいな。

いつも読んでくださり、ありがとうございます♡