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明日があると教えてくれた、未来を呼ぶ白。



明日があるさ。
この言葉を言うとき、歌いたくなってしまう。へへへ。なんでだろうね。


明日があるっいう、時間の流れ。
この言葉の意味を教えてくれたのは、四角くてて白い空白だったんだ。


💭


明日があるってこと。
分かっているようで、分かっていなかった。
将来のことなんて、考えたことがなかったわけではないけれど。10年後どうなっていたいかを本気に考えることはなかったと思う。ぼんやりとしていて、考えられないよってことを言い訳にして。


自分が動かないと、ダメなんだな。
そう思ったのは随分と経ってからで、進路というものの通過点は何個も過ぎ去っていた。


なんとなくじゃ、何にもならないんだ。
初めてむきあう、自分のこれから。
やっぱり想像なんてできなくて。どうしたらいいのかわからなくて。聞くことがすらも恥ずかしかった。


💭


お気に入りの手帳を買ったのに、予定よりも空白の方がが多くて、ちょっと寂しくて日記みたいなことを書いた。


日記だけを書くためのノートなら、なんでも書いていたけれど。手帳には、明日、明後日の日付もかいてある。予定のある日には、開く手帳になんでも書けなかった。


不安もたくさんあったのに、どうせ目に入るのなら、嬉しくなることがいいな。当時、大切だった人からの言葉もあって、嬉しかったことを書いていくことにした。


ふりかえる時に、過去をみる。同時にほんの少し未来を気にするようになった。


埋まっていくマスと、まだ真っ白のマス。
24時間たつと、ひとつ進んでいくことに、明日があることを感じたんだ。


💭


カレンダーにバッテンをつけるよりも、文字で埋めていくほうがぴったりだった。


今までは明日しか気にしていなかったけれど。見開いた1週間と1ヶ月が自然とこれからを教えてくれるから、意識するようになった。


どうなっていたいかを考えるのは、今でも得意ではないけれど。
1ヶ月とか1週間のなかに、楽しい予定を入れたくなる。特別な楽しさもあれば、自分だけの楽しさ。それまでに、どうなっていたいかを考えられるようになったのは大きな進歩。


明日があること。明後日もあること。
確実にくるかなんて、分からないけど。
未来はあるんだよね、手帳の中にはちゃんと。


こうなったらいいなぁっていう今の気持ちを、未来と言おう。その想いを書きとめるのは、この場所がいい。

いつも読んでくださり、ありがとうございます♡