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ポジティブは連鎖する
なかやまきんに君の世界で1番ラクな有酸素運動を始めて1ヶ月になる。
1ヶ月前にホルモン補充療法を始めたことで体調が安定したので続けられている。
私は体調が良いととたんに「超」ポジティブ思考になるのだ。ある意味、ちょっと衝動的なポジティブ思考。私にはそういうとこがある。
私はできる。
根拠のない自信がフツフツと湧き上がる。
逆に体調が悪いときはネガティブ甚だしく「私は不治の病かもしれん」とスマホ検索が止まらない。
仕事から帰ってきて食事を済ませお風呂に入る前に10分間このトレーニングをする。なかやまきんに君に毎日励まされながら私は頑張っている。
なかやまきんに君の話はちょっと置いといて。
私の知り合いの話をする。
私のパート先の元同僚Sさんは私の4つ年上でダンスの先生だ。副業としてうちの会社にパートで入ってきた人だ。ダンスの先生らしく、いつもポジティブでハツラツとしていて太陽のような人である。コロナ禍が緩和したタイミングで退職し、今は本業のダンスの先生に戻っている。私とはなんだか気が合い、インスタでゆる〜く続いている。
Sさんとは会社の中で唯一、山に一緒に登った仲である。
Sさんは近所のスタジオでヒップホップやジャズダンスの他にもバランスボールやピラティスも教えている。私は常々バランスボールのクラスにレッスンを受けに行きたいと思っていた。
ある日、私が介護のことや体調不良をうっかりインスタで吐き出してしまったときSさんが夜ご飯一緒に食べようと誘ってくれた。
私はSさんが好きなので二つ返事でOKした。鎌倉パスタで近況報告しつつパスタを頬張り、焼き立てパンをおかわりしながら私はSさんのレッスンを受けたいのだが仕事で曜日が合わないことを伝えた。
「休めばいいんじゃない?仕事を」
「え?」・・そうか、そうだね。その発想は無かったよ。
そうだ。1日くらい仕事を休めばいい。
私はシフト勤務のパートなんだから。
融通が効くことだけが取り柄の仕事だ(小声)。
みんな自分の都合でシフト変更する。
利用しない手は無い。おおっぴらにSさんのレッスンを受けるから休むと言える部署なのだ。ありがたい。
もう50を過ぎているのだ。
そろそろ自分の都合で生きていっていい。
「やりたいなぁ、で終わってたらずっとできひん、やりたいなぁ、って思ったら実行せんと」
Sさんの言葉は私に刺さった。
そうだ、私は今まで行きたいとこに1人で行ってるじゃないか。
なんで行けないって決めてたのだろう?
介護のことがあり、知らず知らずに自分を殻に閉じ込めていた。
何が言いたいのかと言うと介護のことが頭を離れずがんじがらめになっていた私を元の場所に引っ張り出してくれたのだ。
私は自分に行動制限をかけていた。
そりゃ体調も悪化するわな。
冷静に考えて体調が良くなったのはホルモン補充療法のおかげなのだが、タイミングが絶妙だったのだ。こういうのを引き寄せって言うのだろうか。
ホルモン補充療法からの
なかやまきんに君からの
Sさんのレッスンからの
冬山登山のバスも予約した(今ココ)
すごい正の連鎖だ。ということが言いたかった。それだけ。
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