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頭だけ楽しくて、全細胞は全然楽しんでない
3本くらい前の記事でHSS×HSPのことを書いたら、リコメンドにHSS×HSPさんの投稿が並んで、いくつか拝読しました。すごく共感。
その中で、20歳前後の方に多かったのが、HSS気質を活かして楽しいことをしていこうというスタンス。私も年初に「やりたいこと100個」とか書いてワクワクしていました。
それが20代も終わりになると、どうもうまくいかない。ワクワクしてるはずなのに満たされない。
そして気づけば、自分の中で2つのエネルギーの塊が反発しあうような状態に陥ってしまった。1つは動き回りたい私、もう1つはもうやめてという私。ここに来るまでに約10年かかってます。
で、その後何人かのセラピストやカウンセラーに相談して、半年ほどを経て1つの方法にたどり着きました。
詳細は省きますが、自分の感覚にちゃんと耳を傾ける時間を取る、でした。いまどう感じてるのか。いま快適なのか。カラダはどうかな。
そうやって感覚に注視することにドハマリするうちに、ある時ふと、これやったら面白そう!とひらめいた後、「あれ、頭ではすごい楽しいことがひらめいたと思ってたのに、カラダは全然うんともすんとも言ってない」という状態になっていることに、気づいたのでした。
つまり、楽しいと思っているのは私の頭だけで、私の全細胞が楽しいと思ってるわけじゃないのかと。
むしろ頭以外ガン無視。
HSPのセラピストから「早く本能とつながれるといいね」と言われてたのも、納得がいきました。
2つのエネルギーが反発している状態を擬人化すると、
「これまで『頭』が楽しいことを一生懸命探してきてくれた。
でも、『カラダとココロ』は本当は休みたいと思っていた。それでも、『頭』がせっかく考えてくれた楽しいことに参加しないでいたら申し訳なくて、『カラダとココロ』は付き合っていたのだけれど、いよいよ『カラダとココロ』が『もうイヤだ』と叫んでいた」
ということなのでした。カラダとココロのいじましさったら、泣。
正確なことはよくわかりません。エビデンスもまだ見つけられてません。(見つけたら続報を書きます)でも、この発見のおかげで、ちゃんと「無理しない」ができるようになりました。
相変わらず、面白いこと・楽しいことは勝手に思い浮かびます。すぐに動くこともしてしまえる。でも、その時に一度カラダとココロ側に尋ねるようになりました。
HSS×HSPさん、どうかHSP側を存分に甘やかしてあげてください。どうかカラダとココロのエネルギーが「もうイヤだ」「もうムリ」と荒ぶる前に、頭とココロとカラダの3つが協調するバランスを見つけてあげてください。
HSPあってのHSS×HSPなのですから。
*アーユルベーダで「ヴァータ(風・動き)」と「カパ(土・じっとしてる)」が多い、と言われたのもこのことかと。いろいろつながるもんだな。
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