私が”フリーランス”という言葉に初めて出会った日
今回は少しスポーツの話題から外れるかもしれません。
私のフリーランスというキャリア選択に至った原点についてです。
自分語りですが、フリーランスになるまでの経緯を知りたいという声もいただいていたので、その序章ともいうべき出来事を書きます。
スポーツ業界を目指して就活をしている真っ最中のこと。
とある子供ダンス競技会会場で売店スタッフをしていたときのこと。
(スポーツ業界流のインターンだと思ってください)
それが初めて”フリーランス”と名乗る人に出会った日でした。
一緒にスタッフをしていたフリーランスの女性
私と一緒に売店スタッフをしていたのは、当時の私より明らかに大人の女性でした。
スポーツ業界のインターン生は学生ばかりではなく、中途の人も多くいました。
自分は本当に何気なく、その女性に「社員さんですか?」と聞いてみたのです。
「ううん、私フリーランス」
フリーランスという言葉の存在も知らなかった自分にとって、これが正真正銘初めてのフリーランスとの出会いでした。
自分のスキルを生かすフリーランス
正直、かなり前の話なので”フリーランス”という言葉だけで驚いてしまい、彼女の本業がなんだったかまで突っ込んで聴くほど余裕がありませんでした。
ただ、どうして彼女がここでスタッフをしているかといえば、
「(社員さんと)旧知の仲だから、今日は頼まれてお手伝い」
彼女の本業は違うけれども、昔から売店スタッフのような仕事はやってきており、慣れていたから引き受けた、ということでした。
「(バイト代として)いいご飯ご馳走してもらうんだ〜」
彼女はニコニコとそう言っていました。
色々な人がいて当たり前のスポーツの現場
ちょっとこの状況がよくわからないという人も多いと思います。
補足しておくと、スポーツ業界の中でもこういった売店スタッフや運営スタッフは、インターン+少数のアルバイトでまかなっているので、人手がいつも足りているわけではありません。
これ以外にも倉庫でグッズの検品をする裏方仕事などは、常に人手不足な印象でした。
そんな不安定な人員確保が当たり前だったので、インターン生は完全な仕事要因だし、お手伝いとして別業界の人が駆り出されるのも当たり前。
今思えばなかなかカオスでもあり、様々な人と出会える貴重な環境だったと思います。
まさか自分が…
このときの自分は就活真っ只中。
数年後、まさか自分がフリーランスになろうなどとは考えていませんでした。
この日の出会いがなければフリーランスという選択肢が目に入ることはなかったかもしれません。
就活に追われる日々の一つに過ぎなかったこの日が、今の自分の原点だったのかもしれません。
私が就活生から方向転換してフリーランスになるまでの話は紆余曲折ありすぎるので、こうして何回かに分けてお話ししていこうと思います。
続きはまた後日です。
最後まで読んでいただき、有難うございました。
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