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子供の団体スポーツから学んだ事

先日友人とばったり会って立ち話になった。

「元気?」と聞くと、実はね…と切り出しはじめた。

これは他人のネガティブな話の記事なので
自分で躊躇もしたが、私なりの解釈をもって
ここに記しておきたい。

ざっくりになってしまうが、
彼女の中学生の息子くんが所属するスポーツ団体の
選抜チームで仲間からいじめと嫌がらせを受けて
相手の親御さんやチームの上層部にも話しが通じず
辞めたという話。

詳しい真相はわからないので
まったくもって私には判断できない事。
何も言えないけれど、 
彼はとても才能があるから嫉妬・妬みを沸かせてしまったのでは?と推測はできる。
子供同士だけではなく親同士も介入していた様だから
ショックは大きかったと想像できる。

でも彼女はとても元気に笑って話していたから
とても安心して話を聞けた。
そういう前向きな性格なのも彼女の良さで
私は彼女の純で裏表ない所が好きなのだ。 
彼女の息子くんは3番目の末っ子だし
過去に上の子でもスポーツでのトラブルは経験済みで
体耐性が出来ているようにも感じた。

でもとことん辛さを味わったら綺麗さっぱり前を見る。

退団しても学校の部活に途中入部できる事になり、
好きなスポーツも続けられることになったし、
今はそこがとても心地よい居場所になって
仲間達の有り難みが親子でよく分かったんだよね。
って話しを聞いて
私もなんだかじんわりあったかい気持ちになれた。
やっぱり彼女は純粋に子供も大人も分け隔てなく 
人が好きなんだよな。だから子達もそうなんだな。

息子くんが毎日陰練習している様子を
彼女はずっと非公開でSNSに記録している。
選抜チームに入団したばかりのときは
とても喜んで楽しんでて、
そのメンバー達を大勢家に泊まらせて
バーベキューしたり楽しんでた投稿を見てたから。
仲間も家族ぐるみで皆んなで同じ所を目指して行こう!って思いが強いんだよね。

そこで思うのが、
私達夫婦は割と反対側でそこまで子供にも
チームメンバーに対しても情を込めたり
何の抵抗もなく、分け隔てなく親しくなるような
体育会系のタイプではないんだな。
どちらかと言うと人間関係には慎重なタイプ。
若干人に対して恐れがあるんだと思う。
それでもそれなりにある程度
親御さんとも関わりながら応援には行っていた。
でも周りと自分達の位置関係をとても気にしてたから
疲れてたな。

私の主観だけど、
親が団体スポーツに熱心な家庭は
人との間に壁がなくフレンドリーで
自分以外の子とも仲良く出来ちゃう人達が多い
と感じられる。

子供のスポーツでこういういざこざはよく聞く話。
やはり私は人とのトラブルやお世話役が面倒だな。
と思ってしまう。
その団体スポーツチームに子供が入りたいと言った時
正直なところ気持ちよく賛成出来なかったんだな…
案の定、親子共に周りの熱量の差について行けずに
退団してしまった。  
親としてはホッとしたというのが本心でした。

つくづく思うけど、
周りの目を気にしながら子と接していたな。
メンバーに迷惑かけないように
なんて余計で不要な親心出してしまって。
本人の力を信じてを精一杯応援したり励ましたり
本気で彼らの力を引き出す
って事をしてあげられなかった。
周りからどう思われるか?
なんて気にしてたら本来の力を発揮出来ないよね。
かと言ってチームスポーツは人との絡みがある。
我が道をいくだけでは成り立たない。

今、息子達はスポーツチームに所属していないけれど。
スポーツはメンタルが大事!
親のメンタルも影響する!
これが子のスポーツを通して私の子育てで感じた事。

どんな時も親が子供を守る、応援する。
それが行き過ぎてトラブルだってある。
辛い思いもするけれど
本気でそのスポーツと仲間達と向き合う。
そういう学びの場でもあるんだよね。
トラブルだって決して悪いことじゃない。
それを乗り越える力が備わるから。
そしてその先に見えることが必ずある。
彼女から伝わる本気の愛情♡

私は彼女から毎回、
人間らしい人とのつながり方を学ばせてもらってます。



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