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K-POP初心者がBTS(防弾少年団)のパフォーマンスを初めて見たときの感想

これまで日韓欧米いろいろな流行りのボーイズグループ、ボーイ・バンドのパフォーマンスは見てきましたが、衝撃を受けたのはBTSが久しぶりでした。
The Jackson5以来の衝撃かもしれません(笑)

あれは2019年夏、たまたま見た映像の曲とダンスに惹かれ、動画を検索したところ、見た目がスタイリッシュなのに、音楽とダンスを彼ら自身が心から楽しんでいるのが伝わり、それでいてオシャレでかっこよくて個性があるのに素晴らしく揃っている。
もっと見たい欲が溢れ出て検索したら、パフォーマンス動画が次々出てきて沼へと初日から撃沈。

個人的な7つの衝撃ポイントを、パフォーマンス例とともに紹介します。

①ダンスのキレとシンクロ

こんな揃うなんてこの子たち、兄弟…?

複雑な動作にとどまらず、角度やタイミングも揃っててとても心地よい。カタルシスすら感じる。
コピーしたような動きでなく、ダンスに個性が出ているのに揃っている。
なぜか、それぞれ違う振付のときも揃ってるように見える不思議。
センスある振付と地道な練習の努力と長い共同生活でこんな呼吸が合うものなのでしょうか…。

◆DOPE [2015]

難しそうな手足の動きもすごく揃っている。

②よすぎるスタイルとビジュアル

全員、小顔で足細くて長っ!

全体的な身長のバランスも良いし、筋肉ムキムキすぎずスタイリッシュ。極端に体型の方向性が違うメンバーがいないのも、ダンスが揃って見える要素かも。体型管理が優秀。ビジュアルもきれい。

◆Black Swan [2020]

裸足なのに足長いから、間違いなく足長い。
そして、美しいコンテンポラリーダンス。

③振付のセンスと振れ幅のある表現力

なにこの振付!おもしろい!真似したい!

振付師さんが天才。いくら高度なダンス技術があっても、印象的な振付がなければここまで売れていなかったと思います。ストリート系、現代舞踊、コミカルな動きなど多彩な振付に加えて彼らの豊かな表現力。ミュージカルの一幕を見ている気にもなり、曲に合わせてセクシー/クール/ワイルド/キュートいろいろなBTSを楽しめます。

◆Blood Sweat & Tears [2016]

曲の世界観ぴったりの振付。セクシーで見入っちゃいます。

◆Idol [2018]

顔はっきり映ってない練習動画で6500万再生!
IDOL、見た人一度はダンス真似してる説。
MARVELヒーローズのポーズとか入れるあたりあざとい。

④ダイナミックなフォーメーションが新鮮

1曲内でセンターがこんなに変わるんだ!パフォーマンス中ステージから掃けちゃうメンバーがいるのが新鮮。

全員主役になる瞬間があるし、全員バックダンサーになる瞬間がある。ダンスの山場は、ダンスが得意な子が前方に来るような配置もできている。
7という数字を最大限生かしたダイナミックバリエーション豊富な陣形が繰り広げられるから、メリハリと飽きなさがすごい。
目が2つじゃ足りません。

◆Save ME [2016], I'm Fime [2018]

寝ながら歌ったり、地べた這ったり、土台になるメンバーいたり、日欧米じゃありえん演出がすべて詰まってるステージ。カメラさんにも拍手したい。
この2曲が対のような構成になっていて組合わさるとより凄みが増すのもすごい。

◆DNA [2017]

練習動画。定点カメラだとフォーメーションの構成がわかりやすい。
DNAは振付レベルが鬼だなと思ってたら、英語コメントでも「難易度: やろうとしたら死ぬ」「練習するなら骨を何本か折る覚悟しろ」とか書かれてて面白い。

⑤歌のうまさと歌割のうまさ

サビは全員で大合唱するのがアイドルだと思っていた。

歌の技術というより、声質・安定感・表現力トータルで優秀。ラップ・ボーカルだけでなく、声の高低や質による役割分担が適切にできているし、曲によって歌い分けも上手い。ボーイズグループにありがちな無駄なユニゾンも無駄なハモりもなく、得意分野が生かされたシンプルな歌割が◎。
BTSは力強いラップができるメンバーも女の子のような高い甘い声で歌えるメンバーもいるので、男女グループのような表現もできるのはかなり強みだと思う。

◆Make It Right [2019]

ボーカル色強め。座って歌ってもシンプルにわかる歌唱力と表現力。

◆Silver Spoon [2016]

ラップ色強め。掛け合いがいい。
同じグループとは思えない振れ幅よ…。

⑥シンプルに曲がよい

大前提として、いくら顔がよくてスタイルがよくてダンスうまくたって、名曲でなければ売れないんですよね。
韓国語詞だけど、サビは英語やリピートフレーズを上手に使っており、キャッチーなのでどの国の人でも口ずさめるものが多いです。ラララララーイ、オッオオオー、オママママママーイ、ヘイナーナーナナー♪とか。
歌詞知らずに「いい曲~♪」くらいに思っていたら、歌詞を知り強いメッセージに感銘を受け、さらには自作していると知り、頭が下がるばかり。

◆Don't Leave Me [2018]

曲の良さってことであえて映像なしで紹介。
日本のドラマの主題歌になったこの曲は日本語の発音も違和感なく素晴らしいし、内容ともマッチしてドラマチックな名曲。


⑦髪の色がカラフル!化粧が濃い!

日欧米ではここまでお化粧濃いアイドルなかなかおりません。実はこれが苦手でK-POP敬遠していたんですよね。。
最初は髪の色でメンバーを覚えようとしましたが、しょっちゅう髪色も雰囲気も変わるからすぐ挫折しましたが、何曲か見ているとダンスや歌声に特徴あるので判別できるようになりました。メンバーもっと人数多かったら諦めていたかもなので7人でよかった。

◆Danger [2014]

初期はアイラインが濃い。大きめアクセもじゃらじゃら。ワル感出そうとしています。

◆Boy With Luv [2019]

ぼかし女子アイメイク路線に。かわいい色使い。リップ濃い。
同じグループとは思えない振れ幅よ…(2回目)。


以上、最初の衝撃ポイント7つでした。

やはり最初は①のシンクロが強烈で、③④の振付やフォーメーション、⑤のはっきりした役割分担はあたりは欧米日本のアイドルグループにはない特徴なので、本当に新鮮でした。⑦のメイクの濃さは自分にとっては本来はマイナスポイントでしたが、途中から楽しめるようになりました。
K-POP界は本当にダンスも歌も上手で見た目も良いグループが多いですが、BTSは①③や⑥の曲の良さが特に強いので人気が出たのかなあと思います。

さらに、メンバーやグループの歴史、歌詞、オフショットを知ってしまうと、ますます沼へ…。そのあたりはまた別の記事で!

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