100記事投稿して見えた緊縛界隈の実態
みなさんこんにちは、実はnoteを毎日投稿し続けていた、縛師のたかせ秦之助です。
本年の1月3日から、誰にも何も言わずに突然始めた毎日投稿ですが、何故か止めるに止められなくなって、気づけば本記事で100投稿となりました。
#本当は1月だけの予定でした
毎日毎日noteの更新に追われ、ウケるのウケないの度外視でネタを捻くり出し続けた結果、色々と気づいたことがありましたので、今日はそのあたりの話をば。
noteを毎日更新し続けて気づいたこと
当たり前っちゃ当たり前なんですが、記事のテーマによって、いくつかの反響のパターンがあることがわかりました。
閲覧数が伸びる記事
いいねやリツイートをよくされる記事
コメントや引用リツイートをよくされる記事
体面で話題になる記事
受け手からの反響が多い記事
縛り手からの反響が多い記事
みたいな。
集計しているわけではないので、コレがこうとまでは言えないのですが、体感的には結構差異がありまして。
数字(閲覧数、いいね、リツイートなど)的にはスベッている記事でも、対面で話題になりやすかったりなど、数字だけでは見えないものがあるなーと改めて思った次第です。
これって毎日更新くらいの強制力がないと、記事を書く前に、自分的に面白くなと思ったネタは省いてしまうので、気づけなかったことだろうなーと思います。
#出し惜しみしている余裕などない
そんなこんなしているうちに、なんとなく今の緊縛界隈で、多くの人に求められている(不満に感じている)ことが見えてきまして。
緊縛におけるモラル的な記事
圧倒的な反響があります。
この100記事中、閲覧数のトップ10のうち、5記事がモラル系の記事でした。
これはもう、この部分をストレスに感じている人が、ものすごく多いのだろうなーと思います。
まぁこの辺り、緊縛界隈に限らず、社会一般で問題になることも多いところでして。
緊縛は身体的な接触を前提とした行為である以上、特に縛り手各位におかれましては、一層意識して臨む必要があるんだろうと思います。
#気をつけます
緊縛を体験する方法的な記事
モラル系に次いでアクセスが多いのが、緊縛を体験する方法的な記事です。
古い記事も含んでいますが、この辺りのアクセスが非常に多いです。
このnoteを読まれている方は、既にたかせをフォローしてくださっている方(緊縛に対して一定程度経験や知識を持っている人)が大半だと思っていまして。
それでもこういった記事のアクセスが上位に来るという。
余談ですが、縛楽のWebsiteに訪問される方の検索キーワードを見ると、こんな感じになっています。
緊縛体験
緊縛 体験
縛楽
緊縛 入門
緊縛入門
指名検索(「縛楽」で検索している)をおさえて、「緊縛体験」「緊縛 体験」がツートップという。
#このふたつを合算するとぶっちぎりです
そしてその直後に「入門」が来ると。
潜在的に緊縛に興味を持もたれている方が、めちゃくちゃ多いのだという示唆だと思っています。
逆に言えば、緊縛に興味を持たれている方が、素直に足を踏み入れることができない何かが、この界隈には存在するんだろうとも思います。
緊縛技術的な記事
そして最後にこの辺が多いですね。
緊縛技術で文献化されることの大半が、縄筋(緊縛の手順)に関するものだったりしています。
が、このnoteでは、文献化されにくい重箱の隅的な言及を多々していたりします。
これが、アクセスは少ないものの、縛り手さんからのフィードバックがめちゃ多いんす。
今まで聞くに聞けなかった、そもそも意識すらしていなかった、みたいなヤツが、地味に縛り手さんに刺さっていたりします。
それもこれも、緊縛を体系立てて解説するような文献がないからなのかなーと思ったりします。
これ、驚くことに海外だとあるんですよ。
緊縛文化の中心は間違いなく日本にあると思うのですが、アングラ意識の強さや、職人的価値観が強くて、緊縛技術を体系立てて整理するという指向にならないのかなーと思ったりしています。
まとめ
そんなこんなで、
緊縛におけるモラル
緊縛を体験するハードル
緊縛技術の整理
この辺りが、緊縛界隈が抱える大きな課題なんだろうなーと思っています。
緊縛の楽しさを伝える緊縛活動プロジェクト縛楽といたしましては、これらの課題に取り組んでいくことが一番の使命かと考えています。
障害を取り除いて、より多くの人が気軽に緊縛を楽しめる環境をつくるために邁進してまいりますので、引き続きたかせ秦之助、並びに縛楽を、何卒よろしくお願い申し上げます。
お知らせ
4月14日(木)
緊縛研究会 しばけん
4月23日(土)
緊縛クロッキー会 しばがき
緊縛サロン 縛楽
定休日(毎週火曜、毎月第2木曜)以外、毎日営業中!
緊縛に興味のある人、縛りたい人、縛られたい人が交流し、縛りを楽しめる場所です。
初心者や未経験者、見学のみ、お一人でのご来場も歓迎しておりますので、ぜひお気軽にお越しくださいませ。
緊縛体験会 はつしば
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緊縛を体験されたい方、緊縛サロンを覗いてみたい方に向けて、緊縛体験会を開催しています。
緊縛教室『縛楽式』
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えんいー
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