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僕が本を選ぶ時に大事にしていること

読書の楽しみは本を読むことだけではない。

読む本を選ぶことも楽しみの1つだと思う。

旅行の計画を立てる時の、心がワクワクするあの瞬間。
本を選んでいる時も同じような感じになる方は、きっと僕だけではないはず。

そんな僕が本を選ぶ時に大事にしていることは、

「自分の気持ちにウソをつかず、その時に読みたいと思った本を読むこと」

書店の店頭に並ぶ話題作
タイトルや装丁に惹かれた
何らかの賞を受賞した
インターネットのレビュー
SNSの投稿
などなど

きっかけは様々あるけど、最終的には自分の心と相談したうえでどの本を読みたいか決めている。


読書によって「心の栄養」を摂る

僕は「心の栄養」を読書によって摂っている。

食事で「身体の栄養」を摂るように、その時の自分にとって必要な栄養素(本)を選び、読むといった感じだ。

読書によって栄養を摂ることで、心が健康になって豊かになる。
それが僕の理想である。

食べたいもの、必要な栄養素が日によって変わるように、読みたい本や必要と感じる本も日によって変わる。

ミステリー小説を読みたい時があれば、エンタメ小説や恋愛小説を読みたいときもある。
小説以外にエッセイやビジネス書が無性に読みたくなるときもある。

気を付けているのは、その時の意思に反して本を選ばないこと。

たとえば、心が疲れているときにイヤミス系を読む、みんなが話題作を読んでいてそれを読まないと取り残される気がするから読むなど。
求めていない栄養を摂れば逆効果で不健康になるかもしれない。
だから僕は、まず自分の心と相談したうえで決めている。

また、栄養(本)の摂り過ぎと感じたら適度にアウトプットをするようにしている。
食べ過ぎて太らないために運動をするような感じだ。

僕は、アウトプットをnoteやTwitterで行っている。
アウトプットを始めてからは不思議と、脳の中がスッキリして次の本に入りやすくなった。


一生のうちに読める本には限りがある

世の中には数え切れないほどのたくさんの本がある。
日本で1年間に出版されている本の数はなんと約7万冊!
総務省統計局ホームページ 書籍の出版点数より

今から1日1冊読んだとしても、一生のうちに読んだ本は全体では1%にも満たないだろう。

一生のうちに読める本は、ほんの一握り。
だから、読みたいと思った本を読むことが大事だし、後悔もしないと思った。

今読んでいる1冊1冊の本との出会いは奇跡的なこと。
そのことに感謝しながら、自分にとって大切な1冊を増やしたい。



……とカッコつけたことを書いていたけど、今日行った書店の店頭にある話題作を眺めながら生唾を飲み込む僕であった(笑)

19日に第168回直木賞、芥川賞の受賞作が、20日に2023年の本屋大賞の候補作が発表された。

どの本からも、宝石が輝いているような雰囲気が漂っている。

あなた本を選ぶ時に大事にしていることはありますか?

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