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SNARKという社名に込めた想い

こんにちは!SNARK Inc. 広報担当の落合です。

初回の投稿で、「竣工物件としてできあがったモノ以外のコトも伝えたい」という思いからnoteを始めたとお伝えしましたが、今回は「モノ以外のコト」第一弾として、私たちの社名「SNARK」の由来についてお伝えしたいと思います!

SNARKとは?

『不思議の国のアリス』で有名な作家 ルイス・キャロルの作品に『スナーク狩り』という小説があります。それは「スナーク」という正体不明の怪物を捕まえようとする探索者たちを描いた物語ですが、その結末は、結局スナークなどという怪物は存在せず、みんなが頭の中で作り上げた想像の産物だったというものです。そこから、私たちの社名には「想像力で新しいものを生み出していく」という意味が込められています。

創業者である小阿瀬が、自身の名前「Sunao Koase」と、これから生業として背負っていく「建築(Architecture)」とを合わせた言葉から屋号を模索する中で出会った言葉でした。

SNARK Inc. ロゴ

また、SNARKのロゴマークも正体のわからない怪物をイメージしています。金槌を持つ手だけが見えているので、そこに何かがいることはわかる。しかしそれがどんな怪物なのか、そもそも怪物なのか何なのか。。そんな、人々の想像力を掻き立てるようなものづくりをしたいと思っています。

Make It If You Want It

私たちは「Make It If You Want It」という言葉をモットーとしています。直訳すると「欲しいなら作ろう」という意味ですが、「完成された既製品の中から欲しいものを選ぶだけではなく、欲しいものは自分で想像してつくってみよう」という文化がSNARKの根底にあります。そして、それはまさにSNARKという社名の由来と通じる考え方だと思います。

実際に高崎と恵比寿にある私たちのオフィスは、その多くを私たち自身の手で改装してできたものです。(高崎事務所は目下リニューアル中です!)

SNARK Inc. 東京事務所(Photo: Ippei Shinzawa)

また例えば、設計を担当した物件に数年後に訪れると、設計者の想定とは違う使われ方をされていたり、お施主様ご自身で棚をつけられたりしていることがあります。完成品を渡して終わりなのではなく、設計者の手を離れて、その建築がお施主様のものになっていく過程がとても素敵だと思います。

そのように使う人・住む人が自分なりに工夫をして、制作に参加できるという選択肢もあることを示していきたいと思っています。お施主様がゼロから全てをつくるのは難しいかもしれません。しかし、ベニヤ材に色を塗ったり、カットして幅を変えたりするなど、私たちがお施主様と一緒につくっていくことで、お施主様にとって「次は違う色を塗ってみよう」とか「新しいパーツをつけてみよう」などといった、新たな発想が生まれるきっかけとなればいいなと思います。

Life with SNARK

2019年12月には創業11周年を記念した「Life with SNARK」というイベントを開催しました。これは、私たちが想像・提案する"リアルな生活"をまるごと展示するイベントです。SNARKスタッフが新しくデザインした家具や日用品などの展示即売のほかに、創業以来、共に理想を追い求め作品を作り出してきたクライアント、クリエイターの方々にご協力頂き、皆様の思い描く「スナーク(=想像力で生み出したもの)」作品も展示しました。

Life with SNARK(Photo: Miwa Tsuchiya)

多くの方にご来場いただき、私たち、そしてこれまでかかわってくださった方々の「スナーク」をご覧いただけたことがとてもありがたく、それまでのSNARKの集大成といっても過言ではないイベントとなりました。これからも様々な形で私たちの「スナーク」をご紹介していきたいと思います!

Life with SNARK(Photo: Miwa Tsuchiya)

さて、今回は「SNARK」という社名の意味やそこに込めた想いをご紹介しました。少しでもSNARKがどんな会社なのか伝わっていれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Website: https://snark.cc
Instagram: https://www.instagram.com/snark_inc/
プレス情報: https://www.instagram.com/snark_press/

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