諏訪大社四社参りをしてみた話し 諏訪と寒天の絶妙な関係 19.09.21_09:50
諏訪大社上社本宮の参拝を終えて参道の土産物屋で心太を頂く。
この夏はあまりの酷暑でかき氷ばかり食べていた印象。でも、日本の夏のオヤジの休憩は昔ながらの心太が一番だと思うのです。
心太の原料でもある寒天は諏訪地方の特産。寒天は天草などを凍結させて乾燥させてを繰り返してつくるカッサカッサの物体。それを冷水に浸して沸騰させると炭水化物が溶け出す。それを冷やすとゼラチン質に固まるという魔法のような不思議さ。つまりはそれが心太になるのです。
海のない信州での海藻加工は諏訪の冬の寒さがなせる技。日本中他の追随を許さないところが凄い。
本宮の参道の土産物屋でそんな心太を突き出して器に受けままの形でディスプレイして売っている。これは食べずに居られない。何しろ300円は激安価格。
ディスプレイされている突き出した心太をそのまま器に盛って出すというお手軽な感じも良い。
心太も突き立てほやほやで、しかもおかしな混ざりものなしな感じで野趣にあふれている。一口一口の弾力がすごい。
本当の心太ってこういう味なんだなぁと改めて感動。
心太なんて言う単純な食べ物でさえ流石地元ぜんぜん違う。
単純な食べ物だからこそ違いを感じるのだろうか?
諏訪に来たらこれを食べないと始まらない。
ホンモノの心太がここにあり!
酷暑も過ぎて心太が似合う季節になりました(笑)
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