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久遠寺帰りに富士宮、駿河国一宮浅間大社参拝 21.03.20 15:10


久遠寺の枝垂れ桜見物の後、帰り道に浅間大社に寄ってみた。

駿河国一宮であり、浅間大社の総本宮
富士山の世界遺産旧官幣大社に疫病から守ってもらいたいと願うのは人の心というもの。


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浅間大社の起源は富士山の噴火を鎮めるために水神である浅間大神を祀ったのが始まりとか。
美の神様とか生命を生む神様とか言われている。
富士山は遠方からも目印になるため航海安全の神様友いわれているそうだ。若かりし頃の軟派な生き方がたたってか難破寸前の人生だけれども、そんな浅間大社も久しぶりの参拝だから申し訳ない。


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神社の駐車場に車を停めて巨大な鳥居をくぐって参拝。
楼門が工事中だったのがちょっと残念。


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女神を祀っているためか、富士山の南側斜面に立つ浅間大社は何しろ明るい。
寺社仏閣が持つ霊的な感じがあまりしない。
富士山ってそういうものだと言われるとそれはその通りなのだけれども、なんと霊的ななにかに怯えながらのお参りって気がしない。


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山深い久遠寺では枝垂れ桜が満開だたたけれども、温暖な富士宮では桜はすでに終わり気味。
駿河の国は律令で上国に区分されるから、昔から農業の収穫の多い土地柄。温暖具合はハンパなさそう。

境内をぐるっと。
富士山の伏流水が湧き出す湧玉池は水の神様を祀るだけある美しさ。


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湧き水を持って帰れるんだよね。
疫病も退散しそうな霊験あらたかさ。
疫病には聞いてもお腹壊したら・・・煮沸すると富士山のありがたさが・・・。


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富士山の南斜面に位置して大社でもある浅間神社はあまりの明るさで霊的ななにかは感じづらい。
同じ浅間神社でも富士吉田の北口本宮あたりから感じるおどろおどろしさみたいなのは無い。
修験者が今もウロウロしていそうな北口本宮になんて七五三に行かされた日には、ガキは夜便所に行けないぜ。絶対。
そういう意味では浅間大社は健全なファミリー向けの神社だ。

闇に暮らす人間だから、どちらかというと薄暗い感のある寺社仏閣が好きなんだけれども、たまには明るい神社の参拝も悪くないかも。




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