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【横浜市港北区】ラー博 勝丸で2022年のラーメン納め 22.12.26_18:50

 年末、ラー博、ラーメン納め。

 ラー博では今、30周年を記念した、あの銘店をもう一度という企画で過去に出店した銘店を2年をかけて3週間ずつ復活出店させるプロジェクトが始動中。

 それはそれで、毎回楽しませてもらっているが、それとは別に、あの銘店をもう一度”94年組”というプロジェクトも進行している。

 これは、30年前のラー博第一期生のラーメン店が、3ヶ月毎順番に出店していくというもの。

 つまり、この2企画で2店舗分のラーメン店の場所が使われている・・・というと意地悪かな。

 どちらの企画も名だたる銘店の出店だから、文句のつけようはないけれど。

 ということで、94年組のトップバッターを11月7日から努めているのが、支那そば勝丸。目黒の銘店だ。

 タクシー運転手から転身して50年。店主後藤勝彦氏の引退に向けた最後の舞台がこの企画になるらしい。

 店主に歴史あり。ついに引退の決意を胸に出店している勝丸。

 煮干し味のくせして浪花節だ。

 そして、そんな勝丸のラーメンを2022年の〆に選んだ自分。

 オヤジはこういう話に弱いんだよね。

 で、本日の注文は、極上煮干し醤油焼き豚1200円。

あの銘店をもう一度で出店中の大陸のチャーシュー麺が1900円。比べりゃリーズナブルだ。

 でも、年末だというのに店内はガラガラ。

 若干行列になっているのが、龍上海とこむらさきと味楽といった感じ。
 コロナ禍、なかなかラー博の営業も大変だ。

 そして、やってきた極上煮干し醤油焼き豚は、王道の醤油といった風体。

 縮れた麺の食感がいい。

 硬めのチャーシューは昔ながら。

 刻みネギがいいアクセント。

 こりゃ美味いわ。

 引退なんてもったいない。

 このまま永遠に続けてもらいたい味。

 果たして、これからどうなることやら。




P.S.
 2023年6月30日。
 支那そば勝丸目黒本店が閉店した。
 閉店への意気込みはマジだったのか。
 辞める辞める詐欺みたいなものかとか、どうせ弟子が次ぐんだろうとか思っていたが・・・
 昭和のオヤジはイサギがいい。
 晴れる屋とか、らぁめん鴇とか、割と近所に独立した弟子が出店していてくれるのはありがたい。
 この味が懐かしく思う頃、足を運べたら幸せだなぁ。
 

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