三浦半島 三浦の冬の風物詩 Welcome to the country of radish. 19.12.21 07:39
冬、三浦半島は大根の国となる。
段丘の三浦の猫の額ほどの畑には大根が植えられ、三浦の丘は大根のパッチワークが出来上がる。
冬も深まると当然収穫となり、12月は取れた大根が街のそこここで吊るされて漬物になるために変身を遂げる。
変身といっても、美しく妖艶になるわけではなくシワシワのおばあちゃんに・・・三浦の大根は熟せば熟すほどシワが寄れば寄るほど食べごろになるという、世の女性のとっては羨ましいを通り越して羨望の存在。
三浦半島の畑問畑で大根が栽培されて、街角ではスキがあれば大根は干されるのは三浦の冬の風物詩。
中でも三浦海岸の浜では一連に並べられた大根が海風に干されるというなんとも素敵な光景が見られる。
もうその大根のセクシーなこと。
個人的にはしわしわよりはピチピチが好みではありますが、若ければ良いのか?所詮、いい年してお前はものの善し悪しがわからない、熟した味がわからないひよっこだ!!!とあざ笑われるほどに大根は干されに干されて出荷されていく。
熟女が良いのか若い女性が良いのかは別にして、潮風に吹かれて並んだ大根は爽快。
今日は12月も半ばということで、少しシーズンには出遅れた感が否めないのはやぶさかでない。
そんなわけで、ちょっと少なめではあるけれども、並んだ大根は見事なものでした。
こんな光景が見られるのって三浦海岸だけだよなぁ。
横浜から目と鼻の先のこの場所に、地学的、土壌的になにか特別なものでもあるのだろうか?
詳しいことはわからないけれども、三浦の冬の風物詩、今年も堪能できました。
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