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【長野県伊那市】伊那の桜散歩 高遠藩校進徳館の桜 22.04.10_09:30


 飯田の桜を見た翌日は伊那市高遠の自称日本一の桜を見に。

 桜といえば高遠、高遠といえば桜。

 高遠城は、かつては馬場が桜に埋もれて居たらしいのだが、明治に入り荒れたままの高遠城が忍びないと旧藩士が馬場の桜を城跡に移植したのが始まりなのだとか。

 城内もりもりの桜が咲く高遠城。
 その桜を見に20万人を超える観光客が訪れるらしい。

 閑散の町に急に20万人も訪れたらいろいろと回らなくなるもので、高遠城も駐車場への誘導の連携が全然うまく行っておらず、ぐるりと回されて遠くに停めさせられるはめに。
 まぁ、年に一回のことだから仕方がないとは思うけれども、毎年のことなんだからもう少しなんとかならないのだろうか?

 それでも、それだけの人が訪れるってことはそれだけ桜がすごいってこと。

 そして、たしかに桜・・・すごい。



 そんな高遠の桜。
 まずは藩校進徳館から。

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 高遠藩は3万石程度の小藩だけど、教育は熱心だったんだね。
 新宿も恵比寿も高遠藩の屋敷跡だから、先見の明は伝統的にあるのだろう。

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 ただ、街道から外れた城下は今となっては如何ともできず、桜以外の見どころもなく、錆びれるばかりの城下町なのだけど。

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 昔の藩校っていうのを各地で見るけれども、どこも封建的な雰囲気がプンプンして嫌なんだよね。
 こんなところでずっと暮らさなければならない人生観ってどうしたものだろうか?
 間違いなくグレそうだけど、ドロップ・アウトしたら途端に暮らしていけない社会体制の頃。

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 今の御時世何かというと侍なんとかとか、言い出すけれども、侍なんて上の顔色をうかがいお家大事に平穏に生きる。そんな程度の特殊な職業集団だっていうのに。

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 藩校に咲く桜もそこそこ見事だけれど、これでは全国に向けて人を呼ぶほどではないかな。
 日本一とはおこがましいと怒られそう。
 高遠の桜はやっぱりお城に限る。








 

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