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すずちゃんの 夏の終わりの小さな花火大会 19.08.24 20:11

とある8月の週末。すずちゃん主催の夏のおわりの小さな花火大会がヨコハマはみなとみらいの某公園でひっそりと開催された。
ひっそりとと言っても2,30人ほどの参加者となれば、そこそこのもの。香港あたりだとデモの取締対象だろうことは想像がつく。

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それでも小さなと命名された理由は線香花火大会であること(笑)開催場所がみなとみらいの公園のため、最後に爆発しないことは都会のルール。線香花火なんて何年ぶりだろうと思いながらAmazonでゲットした高級線香花火セットを手に集合場所へと・・・。

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みなとみらい。都会の公園は何しろ明るい。
もっと薄暗いところでシミジミと行うのが線香花火だと思っている昭和のオヤジとしてはちょっと拍子抜け。
高層マンションやオフィスビルの窓の灯が遠くにたまボケる。果たして線香花火に玉ボケが必要なのか?

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そして、最大の敵は風。ビル風がおこるのですよ。というか、港に近いために海風なのだろうか?
線香花火が風になびくという昭和のオヤジは見たこともない現象が。

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もう、線香花火というよりは、炎の舞。
ぱっと光って咲いた花火を見ていた・・・ きっとまだ終わらない夏がなんて悠長なことを言っていられない。
何しろ、風に煽られてあっという間に燃え尽きる線香花火を捉えないといけない。

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線香花火の儚くも消える真夏の夢みたいな感じは完全になくなった。
イメージトレーニングとしては、サザンの真夏の果実のようなスローバラードを期待していたのに、これじゃロックだ。

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火薬も進歩しているんだろう。
ガキの頃に知っている線香花火ならとっくに玉は落ちて真夏の夜の藻屑となるはずなのに、これがまた結構粘ったり、想像以上にはぜたりするから、なおさら線香花火らしくなかったり。

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線香花火に照らされる儚くもほのかな恋心みたいな日本人の粋は、ラテンの乗りに取って代わられたのでした。

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線香花火はコソコソと数本楽しんで綺麗だったねみたいな情緒が良いんだろうな。
写真に撮ろうなんてベクトルがいかがなものか。これはこれで楽しいし、そこそこ結果も残すけれども、それは線香花火を楽しむとは別な世界。

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楽しさをどちらに設定するか。最初の心持ち次第なのかな?
たまにはカメラを置いてみるのも・・・・。

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