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【長野県岡谷市】岡谷散歩 岡谷蚕糸博物館 22.02.12_11:00


生糸で栄えた岡谷の街の外れに市立の蚕糸博物館がある。
駅から歩いてちょうどクタクタになるくらいの距離(笑)オヤジの足だけど。

愛称はシルクファクトリおかや。なんだか可愛らしい名前だ。


開業は昭和20年とかなり古い。
まだまだ養蚕で湧いていた時代だろう。

展示は蚕の科学的な話と養蚕の模様など。
当時の生糸産業は技術の最先端だったんだなぁと思わされる。
技術改良好きな日本人的に合っていたのかも。

その分、女工さんの暗い話には触れていないところが市立の博物館らしい。

「あぁ、野麦峠」とかって最近ドラマでも取り上げられない。
(何しろブラック企業な話しだし、今は男女雇用均等だし・・・社会的に合わないのだろうか)
でも、そういうことの積み重ねで今があることを、忘れてしまって良いのだろうか?

どうしてもそういう話になってしまうなぁ。
自分の性格はかなり歪んでいる、生糸にしたら規格外だろう。

シルクの輸出が近代日本を支えていたなんて、今となっては信じられない話だけれど。


岡谷では今、新しいシルクの可能性を探っているみたい。
シルクの衣料意外の使いみち。


今の時代、ユニクロや化学繊維との真っ向勝負は・・・厳しいんだろうなぁ。




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