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開成町あじさい散歩 大雄山最乗寺、山寺で天狗と戯れる 21.06.12_14:15


開成町の紫陽花見物を終えるとこれも毎年のこと、大雄山最乗寺への参拝となる。


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通称道了さんは神奈川の曹洞宗の修行の山寺。
参拝のために大雄山線なんていう鉄道まで引かれているのだから大したものだ。


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神奈川では珍しい山寺だから、県西部に来た時にはついつい足が向いてしまう。
今なら新緑、秋なら紅葉。
自然豊かな境内は来る度にいろいろな感動を与えてくれ。


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初詣とかなんだとか、ガキの頃からよく連れてこられていた印象があるのは、親にとってはお金がかからないアミューズメント施設のつもりだったのだろうか?
小田原城の動物園もよく連れて行かれた記憶があるが、小田原城は駐車場代がかかるから、コストパフォーマンス的にはこちらのほうが長けていたのだろう。厳しい修行の僧には申し訳ない話だけれども。


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最乗寺は山寺だからか、天狗のお寺です。
そこかしこに漂う天狗伝説、修行のお寺だという外界と隔離された雰囲気。
子供心に感じるおどろおどろしさ。


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広大な境内は、車を気にせず子供が走り回るにはこれ以上無い環境だったのだが、凛と済んだ空気感には圧倒されっぱなしだった記憶がある。


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子供の頃築いた記憶っていうのは、人間形成には重要だとよく言うけれども、今もこうして訪れたくなるのはそういう積み重ねによる刷り込みなのかもしれないなぁ。


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新緑と言えば最乗寺。紅葉といえば最乗寺。四季のマイルストーンごとに必ず、あ、行かなきゃって思うから。
それも、日帰りができ、お金が余りかからないからで、そういう意味ではこちらの生活レベルも親とあまり変わっていないってことなのかな?


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600年を超える寺歴の重み。
広大な境内に散在する見事な堂宇。
木漏れ日の美しさ。
ここで永遠繰り返されている修行の日々。


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すべてが素敵すぎる。
宗派は違えど、神奈川の誇りだよなぁ。





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