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【長野県下諏訪町】万治に会いに 23.01.14_12:40

 諏訪大社下社の春宮に参ったら、やっぱり会いたい万治の石仏

 春宮からは、砥川をわたり、中洲の浮島を超えて・・・

 砥川の川底からは石器になる黒曜石が取れるそうだ。

 諏訪神様がこの地に鎮座するのもその理由なのかもしれない。

 
 たどり着いた万治はなんとなくガンダムはジオン軍の最終兵器ジオング。

 江戸時代になってからの石仏だそうなので、時代はそれほど古くない。

 岡本太郎が紹介したことで全国的に有名になり、最近では首画の見る現象で話題に。

 地元の人からはあみだ様と呼ばれているとか。

 とぼけた感じの面構えがどことなく偉人風なんだよなぁ。

 この大きさの石に仏を刻んで、首を後付にするってあまり聞かないよね。

 よほど借金に苦しんでいた石工が首が回るようにしたかったからだろうか?

 体はシンメトリーというわけでもなく、なんとなく歪んでいるのもユーモラスだったりする。

 割と新しい時代の仏にしては、過去にとらわれない斬新さが岡本太郎に響いだのだろうか?

 石仏の周りをぐるぐると回りながら願い事をするのがスタイルらしい。

 その姿は、ちょっと怖かったりする。

 拝んでいる人たちの、言われたからやりますっていうスタンスもいかがなものかとも思うけど。

 遠くから、じっと手を合わせればいいじゃないか。

 自分だけはって、ぐるぐる回ってガツガツする感じが、なんだかゲスの極みな気がするけれど。





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