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油壺マリンパークの閉園を惜しんで三浦散歩 油壷の水族館で遊ぶ 21.06.18_10:45


油壷マリンパークがこの夏を終えると閉園になるらしい。
マジか・・・。
決して何度も訪れるわけでもない施設だけれども、神奈川県民にとってそこに有るのが当たり前の施設でもあった。
昭和の施設がまた一つ姿を消すのは寂しい限り。
というわけで、在宅ワークを有給休暇に切り替えて、スクータで年甲斐もなく、水族館見物に出かけることにした。


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自宅の横浜からスクーターだとかなりの距離だなぁと実感させられた油壷。
平日だから道は空いていたけれども、距離は平日も休日も変わらない。
軽い気持ちで出てきてしまったことを途中若干後悔したり(笑)


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油壺は京急の終点、三崎口からも結構な距離で植村直己でもなければ到底歩けるなんてものじゃない。
この足の便の悪さでよく今まで営業できていたものだと変に感動したりする。
京急が城ヶ島まで延伸してくれれば三浦の観光も色々と助かると思うのだけれども、京急はそういうことには興味がないみたいだ。(資金が・・・かもしれないけれど)
高速道路も変な方向に曲がってしまっているし、三浦半島の先の方は依然として秘境感。ヨコハマから距離では目と鼻の先なのに時間だけはかかる卑怯感。これで良いのかに非共感。
それと国道がバカみたいに混むんだよね。高速道路がもう少しいい感じで伸びれば良いものを。


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そんな油壺マリンパーク。この夏の営業で閉園です。
正直な感想としてはああやっぱり。なのだけれども、老舗の観光施設がなくなるのってなんとなく嫌な感じにもなる。


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秋篠宮と紀子様、眞子さまと小室さん・・・がデートしたことでも有名。老舗であるがゆえに皇室とも妙に関係が深かった水族館。
半島の付け根の漁港で逃げ場がないから警備が楽っていう話もあっるのかもしれない。
どもそも水族館は混まないし・・・が理由だったら仕方がないけど。


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で、閉園前にと久しぶりに来てみたのだけれども・・・やっぱり古いわ。
岬の断崖にある施設だから仕方がないのだけれども、何しろ階段が多い。スロープすらあまりない。


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水槽も古めかしい。
押しがなんだかわからない。
ペンギンだけはたくさんいたけど。


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ドックランの客がたくさんいたことに驚いた。
そういう施設を作って、ペット同伴の客を呼ぶ作成みたいだけれども、ここ、水族館だよね。
こんな田舎でお金払ってドックランさせる飼い主ってのも不思議だけれども・・・そんな人達が水族館の客よりもたくさんいるのでは?みたいな光景って・・・そりゃやばいでしょ。


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係の人は真面目で一所懸命飼育やショーを見せてくれているから、変に胸が痛んだ。
閉園したら皆どうするんだろう?京急の別な施設にと言われても、水族館で働きたいから就職したんだよね。
別の水族館に移れる人がどれほどいるのか?このご時世ではどこの水族館でも厳しさは同じだろうし。
水族館の飼育係って一生の仕事にならないってことなのか?
それもつまり、水族館っていう施設の魅力を落としている原因だと思うなぁ。

子どもたちがなりたがるくらいでないと・・・どのみち業界として将来怪しいだろう。


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食堂のメニューも今ひとつだし、閉園やむなしだよなぁ。
老舗のブランドに宣伝と集客があぐらをかいていたのかな?
京急は羽田線で設けたお金をどこに使ってるのだろう?

お金持ちのマリンリゾートとは無縁だから、マリンパークがなくなったら油壷なんてマジで来る理由がなくなる。
それって、いつもどおりか・・・三浦観光に油壺っていう選択肢は市井の市民にはまったくないからなぁ。
なくなる・・・と言われても・・・それはそれでもいいんだけれど。







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