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2021年鎌倉梅散歩 梅の季節に鎌倉宮で護良親王を思う 21.02.23 12:00


梅の季節の鎌倉散歩。
あまり梅とは関係ないけれども、二階堂方面に来たのなら鎌倉宮護良親王に参らないと・・・。
いや、境内には護良親王弟の懐良親王手植えの梅の移植した将軍梅が有るのだけれども、どこまでホントの話やら。


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建武の新政の後醍醐天皇の皇子、護良親王を祀る鎌倉宮。
関東武者にとっては敵方の武将。
死亡の地とはいえこんなところに祀られても、居心地はいかがなものだろう?


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鎌倉の駅からはここまでバスが運行されているので参拝の人もぽつりぽつり。
ここに参って鎌倉のそれぞれに散っていく計算なのかな?バスは二階堂に住む人達の生活の足なのか。



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参拝前に護良親王の墓に参ってみたのだけれども、令和元年9月台風で崩れた崖が直されていなくて石段進入禁止だった。
いつまで・・・宮内省手抜きすぎでは?参拝に来る人も正直少ないのでこのまま置き去りなのかな?


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今日はなんとなく本殿裏の土牢見物もしてしまった。+300円。
天皇の子供がこんな牢屋に閉じ込められて最後は首を落とされる。
時代とは言え残酷な世の中だ。黙っていればそこそこ幸せに暮らせたものを。
後醍醐天皇の優柔不断が原因なのだが、都からこんな離れた鎌倉の地で。


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緑に囲まれた鎌倉宮は現代人には花粉がたまらんのです。
護良親王の悲劇よりも現実花粉の悲劇のほうがよほど厳しい。
まぁこんな季節どこに行っても花粉症にはたまらないのだけれども。


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奈良の吉野の戦いの時に護良親王の身代わりになったことで、村上義光が撫で身代わり地蔵という形で祀られている。
あまりに撫ぜられすぎて色んな所が黒光りしていて、現代人の病の深さを感じる。
花粉症の場合はどこを撫ぜればいいのだろうか?コロナの場合はどこだろう?
社会が進みすぎてどこを撫でると見代わってくれるのかわけがわからない。
とりあえず、顔と膝でも撫ぜておこう(笑)




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