高倉健の七回忌会社休んで鎌倉散歩 光明寺で高倉健の墓碑参り 20.11.10 10:20
鎌倉光明寺は材木座にある浄土宗の大本山。
江戸時代には関東十八檀林の第一位として栄えた寺。
今もその面影が忍ばれる。
巨大な山門は浄土宗関東総本山らしい風格だが、元は鶴岡八幡宮から移築したものだそう。
うーん、難しい利害関係。
その山門の脇にひっそりと高倉健の墓碑が建つ。
死ぬ直前までトップスターであった高倉健も、死亡以来身内のゴタゴタが続いている。
最終的に遺骨がどうなったのかもよくわからず、ファンが参拝できる墓すら建っていない。
それを悲しんだ一部のスタッフが墓碑を建てたのが三年ほど前か。
1ファンとしてはありがたい限り。
あれだけ摂生して、あれだけ律儀に、あれだけかっこよく生きた映画俳優も死んでしまえばただの人だと思い知らされている。
背中で泣いている唐獅子牡丹の入れ墨は残念ながら自分にはないが、なんとなく悲しくなる。
高倉健も今年で七回忌。
活躍の時もすでに遠い昔の話になっている。遠い昔だけれども、七回忌だから故人を思い出す日のはずなのだが。
平日ということで、本堂工事中の光明寺は参拝の人も少ない。
多分ここに高倉健の墓碑があることを知っている人も少ないのだろう。
あれだけの人気は、どこに行ってしまったのだろうか?
そう考えると、石原裕次郎ってやっぱり凄いなぁ。
七回忌、彼がスターとして座っていた椅子は空いたままだ。
新しい誰かがその椅子に座った風には思えない。
当然、オイラが座れるはずもなく・・・今日ものこのこ鎌倉散歩。
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