マガジンのカバー画像

神奈川散歩

345
神奈川県内をウロウロしたときのお話です
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

あじさいを諦めきれなくて鎌倉散歩 極楽寺坂切通を歩く 21.07.04_14:40

鎌倉倒幕の古戦場である極楽寺坂の辺りは鎌倉の紫陽花銀座と言っても過言ではない。 北鎌倉の明月院も紫陽花ではメジャーだけれど、極楽寺坂辺りが本気出したときの紫陽花の美しさはそんなものでは済まないはず。 ただ、途中にある恋愛成就の成就院の紫陽花はここ数年紫陽花の養生を理由にパットしない状態が続いている。 江ノ電とのコラボで有名な御霊神社は今年は境内撮影禁止になっている。 コロナ禍の一時的なものかと思ったらどうもそうではないみたい。 今後ずっとそういうことになるのなら、なんだかこ

あじさいを諦めきれなくて鎌倉散歩 稲村ヶ崎は今日も雨、海啼く南風 21.07.04_12:30

藤沢駅から江ノ電に揺られて、極楽寺あたりから長谷寺に向けて鎌倉のあじさい銀座を歩こうと思ったのだけれども、江ノ電に乗っていたら、脳内を桑田の歌がリフレイン。 稲村ヶ崎は今日も雨。 昨日の大雨で熱海あたりは土石流で信じられないような被害が出ている。 被害にあった人には申し訳ないが、今日も昨日の続きの雨が降る。海啼く南風。 そんな歌に誘われて乗ってきた江ノ電を稲村ヶ崎で下車してしまった。 そういえばこの歌ってアテネオリンピックの応援歌でもあったなぁ。 何年前のことだかもうはっ

油壺マリンパークの閉園を惜しんで三浦散歩 帰りに立石に寄ってみた 21.06.18_16:30

城ヶ島からの帰り道、立石に寄った。 立石というのは横須賀市の相模湾側の景勝地で決して葛飾あたりのセンベロの聖地ではないのであしからず。 立石も神奈川的には景勝地だけれども、全国的に見ればどこにでもありそうな岩礁。 ネットもないような江戸時代なら景勝地ということで成り立っただろうけれども・・・今の御時世・・・厳しいなぁ。 そのあたりの厳しさを観光協会も薄っすら自覚しているからかあまり押さない。 この観光で食べている人たちも少なそうだから、それはそれで良いのだろう。 それで

油壺マリンパークの閉園を惜しんで三浦散歩 久しぶりの城ヶ島 21.06.18_15:00

せっかく三崎港まで来たのだから、城ヶ島に渡ってみた。 城ヶ島大橋が無料になっているので(もともと金額は微々たるものだったのだけれども、支払いのために停止させられて、お金払ってお釣りをもらうっていう行為が煩わしいっていつも思っていたもので)、普段もっと積極的に城ヶ島観光を楽しんでも良いはずなんだけれども、結局年末に大根見物に来て以来か。 なにかないと来づらいのは、やっぱり三浦半島の先端の足の便が悪いからだろうな。 平日だし、コロナだし。ご多分に漏れず島内は閑散としている。

油壺マリンパークの閉園を惜しんで三浦散歩 油壷の水族館で遊ぶ 21.06.18_10:45

油壷マリンパークがこの夏を終えると閉園になるらしい。 マジか・・・。 決して何度も訪れるわけでもない施設だけれども、神奈川県民にとってそこに有るのが当たり前の施設でもあった。 昭和の施設がまた一つ姿を消すのは寂しい限り。 というわけで、在宅ワークを有給休暇に切り替えて、スクータで年甲斐もなく、水族館見物に出かけることにした。 自宅の横浜からスクーターだとかなりの距離だなぁと実感させられた油壷。 平日だから道は空いていたけれども、距離は平日も休日も変わらない。 軽い気持ちで出

開成町あじさい散歩 大雄山最乗寺、山寺で天狗と戯れる 21.06.12_14:15

開成町の紫陽花見物を終えるとこれも毎年のこと、大雄山最乗寺への参拝となる。 通称道了さんは神奈川の曹洞宗の修行の山寺。 参拝のために大雄山線なんていう鉄道まで引かれているのだから大したものだ。 神奈川では珍しい山寺だから、県西部に来た時にはついつい足が向いてしまう。 今なら新緑、秋なら紅葉。 自然豊かな境内は来る度にいろいろな感動を与えてくれ。 初詣とかなんだとか、ガキの頃からよく連れてこられていた印象があるのは、親にとってはお金がかからないアミューズメント施設のつもり

開成町あじさい散歩 ちょっとマイナーな岡野あじさいの里 21.06.12_12:30

開成町のあじさい祭りは今年は中止。 会場のあじあいの里は閑散としているけれども、畦に咲く紫陽花は綺麗だ。 開成あじさいの里からほど近いところに、これもあじさいをメインとする岡野あじさいの里という地域がある。笑顔で歩ける範囲だが同一会場と言うには笑えない距離。やっていることはほぼ同じだが。 開成あじさいの里と何が違うのか? 田んぼの水路のあじさいの花。 正直何も違わない。 違いがあるとすれば、メジャーかそうでないか?みたいな。 もっとも開成あじさいの里がメジャーかというと

開成町あじさい散歩 開成の古民家あしがり瀬戸屋敷で地域文化に浸る 21.06.12_11:40

あじさいの里のほど近くにあしがり瀬戸屋敷という古民家施設がある。 あじさいの里の駐車場も兼ねているのだが、去年の紫陽花の時期ははコロナで営業自体をしていなかったから、今年は色々と疫病対応に慣れてきているということになるのか? 今年はあじさい祭りは中止だけれども瀬戸屋敷の営業は行われている。 営業って言っても見るだけならただだし、しかも駐車場が拡張されていて止められる台数が増えているという頑張りよう。 開成町なんて紫陽花を取ったら何も残らないようなところだから(あくまで個人

開成町あじさい散歩 今年もあじさい祭りは中止だけれど・・・開成あじさいの里 21.06.12_09:30

今年も去年に続いてあじさい祭りは中止だけれど、開成町のあじさいの里に紫陽花見物。 祭りのあるなしに関係なく、紫陽花は育つし花は咲く。 自然と人間の都合のせめぎあい。 コロナ禍は一向に収まりそうにないけれども、季節の移り変わりを実感したい。 思いは一つです。 というわけで、開成町あじさいの里。 田んぼの畦に咲く紫陽花と丹沢山麓という風光明媚の相乗効果。 運が良ければ富士山だって・・・。 駅から遠くて不便だからあまりメジャーじゃないんだけれども、梅雨の紫陽花はやっぱりここで見