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神奈川散歩

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神奈川県内をウロウロしたときのお話です
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2020年4月の記事一覧

季節外れの雪が降る街を 思い出だけが通り過ぎていく 20.03.29 11:35

ゆるい冬の最後っ屁。3月も終盤、4月の声が聞こえるというこの時期、ヨコハマに雪が降った。 街に降る雪を見て思い出だけが通り過ぎていくのなら良いが、その代りにやって来ている新型コロナの影響は人々の間に雪より冷たい距離感を生んでいる。 すでにリモートワークも1ヶ月近くになり、いつもと同じ刺激のない毎日の繰り返しにウンザリしつつあったので、降る雪に犬ほど喜びはしないけれども、カメラを持って数十メートルの散歩に出てみた。 所詮3月末の雪とバカにしていたが、思いの外激しい振りっぷ

ヨコハマに春がきた 山下公園の夜桜 20.03.21 19:00

山下公園の桜が満開だというので会社帰りに寄ってみた。 街の灯りがとても綺麗な横浜の山下公園の桜は枝垂れ桜。なので、横浜では一番の早咲きの桜。ソメイヨシノはまだまだの中、毎年のことながら、横浜の春の先導役だ。 といっても横浜の枝垂れ桜は山下公園に一本。 正確に言うと、数本なのかもしれない。ちゃんと言うなら一株とでも言えば良いのか? ホテルニューグランドの向かい側。氷川丸との間の歩道寄りに咲く桜。 場所としては一等地。なので、観光客や地元の人達で夜桜見物はなかなかの賑わい。

季節の谷間の鎌倉散歩 鎌倉最古の杉本寺 20.03.15 13:45

鎌倉宮前の蕎麦や宮前で蕎麦を食べた。 その時一緒ンビ飲んだビール、なんだか急にビールが回った。 足に来ている。体が重いのは今始まったことではないが。 鎌倉宮の門前の宮前からふらりふらりと金沢鎌倉線まで歩く。 荏柄天神社によろうかと迷ったが、梅のない天神様に寄ってもなぁということでパス。 この後、竹で有名な某寺や、鎌倉五山の某寺に行く気満々だったんだけれども足が動かない。とりあえず、杉本寺に参拝をしてそれから考えよう。ということで、杉本寺までやってきた。 見上げる石段。

季節の谷間の鎌倉散歩 鎌倉宮 護良親王に参拝 20.03.15 12:40

建武中興15社の一つ鎌倉宮。 祀るのは後醍醐天皇の皇子、護良親王。 出家して比叡山天台宗の座主だったが、後醍醐天皇の挙兵により還俗、吉野で楠木正成と時を同じくして挙兵。鎌倉倒幕の立役者となるも建武の新政で足利尊氏の政治力に敗れて鎌倉に流罪。中先代の乱の折、足利直義の家臣淵野義博により殺害された。のがこの場所。恐ろしや恐ろしや。 護良親王の通称が大塔宮と呼ばれていたことから、鎌倉宮も通称大塔宮とも呼ばれている。呼ばれていたと言っても、自分が呼んでいたわけではないのでホントのと

季節の谷間の鎌倉散歩 歴史に思いを永福寺跡 20.03.15 12:15

瑞泉寺から駅方面へと歩いて永福寺跡へ。 永福寺は源頼朝が滅ぼした奥州藤原家や弟義経など奥州合戦の戦没者を弔うために建てたもの。鎌倉三大寺社の一つと言われるほどのものだったが、創建200年後火災により消失したそうだ。 中心の堂宇が2階建てだったため二階堂と呼ばれ、それがこの辺りの地名になったらしいので、永福寺は幻でもその堂宇はいまだ地名に名を残している。(鎌倉、奥が深い) 今は発掘調査後礎石が復元されているが、このご時世、鎌倉市に到底堂宇を復元するほどの余裕はなく、礎石の

季節の谷間の鎌倉散歩は鎌倉二階堂の最深部 瑞泉寺から 20.03.15 11:20

梅の季節が終わりを告げた。 春分は目の前。春の足音が聞こえそうな頃。 季節の谷間、することもないので、鎌倉を訪れることにした。 梅の残り香を楽しむのは鎌倉ならやはり瑞泉寺からであろう。 二階堂の最深部から散歩を始めるとなると自ずとルートは決まってくる。 それもまた良しかな。 瑞泉寺、歩くには遠すぎる、鎌倉の駅からはタクシーだ。 バスでは鎌倉宮までしかたどり着けず、そこそこの距離が残るので。1000円そこいらで時間と疲労を軽減できるのはありがたい限り。鎌倉タクシーの初乗り運

ラー博も26周年。27年目に突入 だそうだ 20.03.09 17:50

3月6日のラー博クラブ会員の日、新横浜ラーメン博物館は26周年、27年目に突入した。 なので、本当は6日に訪れるべきだったのだけれども、ラー博クラブの日って大混雑で、特別メニュー提供店(今月は味楽が当番だった)なんて大行列で時間帯によっては1時間待ちくらいになるのでその日はあまり近寄りたくないというのが本音。 特別なメニューよりもいつもの普段のオリジナルのメニューこそ食べたいので。 というわけで遅ればせながらやってきた27年目突入のラー博。 店内は昭和33年を絶妙に再現して