「コミニティ思考」って凄いぞ
「コミュニティ思考」って何??
聞いたことがあるようで無い。
なので当然、「説明して」と言われても答えられない。
という方が多いのでは無いでしょうか。
僕もこのフレーズを認識したのは、つい先日のこと。
知人が開催した あるWEBセミナーを聴いたからでした。
あるWEBセミナー:THE VISION BRANDING 主催は株式会社ソレナさん
CXOの栗和田さんが知人です。
このセミナーの中で、ゲスト出演者の株式会社女子マネ代表の中里桃子さんが提唱(?)、実践されている考え方が「コミュニティ思考」です。
セミナーを聞いて「凄いな、、、」と思わず呟いてしまいました。
何処に凄さを感じたかと言うと内容・発想も勿論なのですが、**
実際にこの思考をベースに活動して形に残している所**
に凄みを感じました。
コミュニティ思考 VS 会社員思考
コミュニティ思考について書く前に対比する概念として「会社員思考」というものを挙げていたので、この「会社員思考」から記載しようと思います。
(この「会社員思考」という名称には少し違和感ある…笑 自分が会社員だからか??)
会社員思考:自分(自社)が出来る事ベースで考え、既に手に入れている、入れる事が可能なリソースを軸に構想、推進する思考
世の中に発信する段階、いや、その手前の社内で自分以外の社員を巻き込む段階においてでさえ、「出来る」という事が求められる事が多いのではないでしょうか?
その出来る事をベースに物事を組み立てる思考です。
一方でコミュニティ思考は、次のような思考です。
コミュニティ思考:変えたい、ありたい姿(社会)ベースで考え、社会に発信して、リソースは社会(コミュニティ)から手に入れるという思考
自分(自社)のスキルや資金と言ったリソース確保を意識せず、社会(コミュニティ)に委ねてしまうという大胆な思考です。
フォーキャスト、バックキャストの考え方の差にも似ていますが。リソースに対する考え方がコミュニティ思考は、さらに先に行っていると感じました。
バックキャストで、あるべき姿から必要なものを考えるけど、どうしても調達可能か?というリソース確保の考えは残ると思うので。
コミュニティ思考を実践する上で大切な事
「コミュニティ思考」。この思考をベースに物事を進めて行く上で大切だと感じた事を2点上げてみます。
いずれもWEBセミナーの中で中里さんが仰っていましたが、(私なりの意訳です。原文とは一致しません)
①コミュニティに委ねる課題には一定のニーズがあること(課題の先に一万人がいると思う 的な)
②コミュニティに参加した良かったと思えるユーザー体験とその連鎖を生むしかけ
大切だと感じました。
①については、やはり社会のリソースにより活動をするので、想いに共感して活動する仲間が必要です。ですから、独りよがりすぎない課題設定である必要がありそうです。
(とはいえ世界には70、80億人、日本にも1億人の人がいるので、結構ニッチでも成立するのでしょうが。ポイントは、自分だけ良ければ良いという所から離れる事でしょうか?)
「こんな世界があっても良い」位に思える所が落としどころかもしれません。
②については、実際に活動が回り始めてからの話になりますが、世の中には様々な活動、コミュニティが溢れています。
そもそもリソースがコミュニティですから、ここに価値を感じてもらい、定着・活動してもらえなければ構想を実現できません。
つまり、コミュニティとして選ばれなくてはいけません。
その上で定着する為の体験と、この体験が組織として連鎖できるしかけが重要と言うのは、しっくりきました。
いずれもWEBセミナーを聴いての僕なりの解釈になりますので、正確に知りたい方は、是非、本物のWEBセミナーを聴いてみてください。
きっと私の発見以外にも素晴らしい気付きがあると思いますよ!
ちなみにこのWEBセミナー 第三回は、「議論メシ」主催者の黒田さんがゲストらしいです。
栗和田さんの紹介が面白かったのですが、
「次回はビジョンとかの前に好奇心から入っても良いんじゃないか? という逆の視点でのゲストです」 とのことでした。
次回も楽しみです!!
それでは、また!!
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