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プレゼンテーション力は子育てで磨かれる

ビジネスパーソン向けのプレゼンテーション研修は数多く開催されていますが、実は説明力、プレゼン力は子育ての中でも鍛えられます。

たとえば言葉の問題。子どもが知っている語彙は大人に比べて圧倒的に少ないので、大人が子どもに何かを説明するときには、子どもの知っている言葉でわかりやすく説明しなければなりません。

子どもは正直ですから、知らない言葉が出てくるとすぐに「〇〇って何?」と聞いてきて、話がそこで止まってしまいます。しかも子どもは日ごとに言葉を習得していますので、どういう言葉なら知っているのかを話し手の大人が考えながら話す必要があります。

私自身、子どもと多くの会話をする中で自然と言葉を選びながら説明するようになったと感じています。また、プレゼンテーションスキルといわれる声の大きさやスピード、身振り手振りなどの仕草や表情についても、子どもと接することで磨かれると感じています。

子どもは大袈裟な表情や大きな抑揚をつけて話をすると、とても喜びます。その効果が一番感じられるのが「絵本の読み聞かせ」です。絵本の読み聞かせは、特に幼児期の子どもを持つお父さんにおススメです。やってみると誰にでもできますし、子どもは気に入ったお話を何度も要求してきますので、読むほうも徐々に上手になっていきます。

どうしたら子どもが喜ぶか、反応を見ながら読んでいくことで、いつの間にか表情豊かな話し手になるでしょう。内気でおとなしい男性が父親になり、子どもに読み聞かせをするようになって、職場でも表情が明るく声も大きくなったという話をよく聞きます。

子どもは好奇心が旺盛で親に何でも聞いてくるので、子どもと日々接していると何かを説明する機会が数多くあります。その際に気をつけてわかりやすく子どもに説明していると、いつの間にか仕事上の説明スキルもアップしていきます。

詳しくはこの本に書いてあります。
『子育てでビジネススキルがアップする!』

こちらもおススメの本です。
『双子を東大に入れた父が教える 頭のいい子の育て方』

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