見出し画像

子は親を映す鏡です

子どもが成長して行く過程で、一番身近なお手本は自分の親です。
「子は親を映す鏡」という言葉があり、子どもを見ればその親がどんな親かが分かるという意味ですが、そのぐらい子どもは何でも親の真似をします。

どこの家庭でも、子どもはその親に似てきます。顔立ちや体格だけでなく、性格や態度も似てきます。それは、子どもの成長に対して圧倒的に大きな影響を及ぼすのがその親ですから、当然と言えば当然です。したがって、親としては普段から子どもに真似されても恥ずかしくない態度、言動を取るように意識するべきです。

世の中には、平気でウソをつく、都合の悪いことは隠してごまかす、不利になったら逃げる、他人への配慮に欠けた行動を取るなど、社会のルールに反する行動を取る親がいます。親の行動をよく見ている子どもが、そんな親を尊敬するでしょうか。そういう子どもには心からの笑顔がなく、多くは同じような大人になります。

子どもは親の行動を実によく見ています。知らないうちに真似しています。「子は親を映す鏡」と言われる所以です。すごく気配りのできる親の子どもに、行儀の悪い子はいません。すごく謙虚な親の子どもに、強欲な子はいません。「ウチの子は平気でウソをつく」「人によく迷惑をかける」「全然言うことを聞かない」という親は、自分の態度、行動に原因がある場合が少なくありません。

子どもはさまざまなことに影響を受けて社会性を身につけていきますが、身近にいる親の態度、行動の影響が一番大きいと考えられます。子どものためにも、親は社会のルールをきちんと守り、周りの人がどう感じるかを考えながら、思いやりの感じられる公明正大な行動を取りましょう。いつでも「お天道様が見てる」を肝に銘じましょう。

そして、知人からよく相談されることですが、子どもが勉強に積極的に取り組むようになるためには、親が何かの勉強をしている姿を見せることが一番効果的です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?